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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

喜多方ラーメン・坂内食堂(小法師あべの橋店)

2011年06月30日 | グルメガイド
以前(4/23)、当ブログで「喜多方ラーメンを食べよう!」と呼びかけた。風評被害に悩む東北の産品を買って、被災地を経済面で支援しよう、という趣旨である。そのときはネット通販(会津喜多方ラーメン館)を紹介したが、喜多方ラーメンを提供するラーメン店が大阪にある。それが、坂内(ばんない)食堂グループの「あべの橋店」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-21)である。場所は、あべのHoop西側の路地にある。



ここのラーメン580円は、正統・喜多方流「平打ち熟成多加水麺」。もっちりした食感の麺である。ラーメンに限らず、一般に麺類は西日本はスープ重視、東日本は麺重視、という傾向があり、こちらもスープはごくあっさりした豚骨ダシの醤油味である。スープと麺の相性も良い。今の時期は、冷やしラーメン(680円~)もある。

明るく清潔な店内には、喜多方市の観光ポスターが貼られ、会津ムードいっぱいだし、「喜多方老麺(ラーメン)会 食べ歩き持ち歩き便利Guide MAP」も、無料でもらえる。このマップには、喜多方老麺会に登録しているすべての店舗が詳しく紹介されている。Webでは、「喜多方老麺会」のHPで見ることができる。



「坂内食堂」のところでは《あっさり、コクあり これぞ伝統、黄金スープ! 店の代名詞とも言える“肉そば”は、特製醤油で煮込んだチャーシューが麺を覆い隠してしまうほど盛られている。麺は多加水の太麺を使用しており、もちもちした食感でスープとの絡みもよい。幅広い世代に人気のラーメン》と紹介されている。

駅(JR、近鉄、地下鉄)に近いし、話題のあべのHoopのすぐ隣りである。ショッピングついでにでもお立ち寄りいただき、ぜひ、被災地に思いを致していただきたい。
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夏の冷酒まつり(第4回奈良まちなか市場)は7/2(土)、3(日)!(Topic)

2011年06月29日 | お知らせ
今朝の毎日新聞奈良版(6/19付)に《蔵元が地酒販売 来月2、3日 まちなか市場》という記事が載っていた。《「第4回奈良まちなか市場」(奈良市主催)が7月2、3日両日、奈良市橋本町の奈良マーチャントシードセンターで開かれる。市内5つの蔵元が冷酒を中心に地酒を販売。東日本大震災の被害を受けた姉妹都市・福島県郡山市の地酒なども出品され、売り上げの一部を義援金として寄付する》。
※トップ写真は、今西清兵衛商店(奈良市福智院町)の社長さん。6/13撮影

《地酒の鏡割り(2日午前11時)や試飲コーナー、地酒にあう肴(さかな)も販売する。各日先着50人に「ぐい呑み」をプレゼントする。午前11時~午後6時(3日は午後5時まで)。問い合わせは市商工労政課(0742-34-4741)。当日は同センター(0742-27-9400)》。

出展される市内の蔵元は、今西清兵衛商店(福智院町)、倉本酒造(都祁吐山町)、奈良豊澤酒造(今市町)、西田酒造(都祁友田町)、八木酒造(高畑町)の5社。福島県の地酒は笹の川酒造(郡山市)、佐藤酒造店(郡山市)、仁井田本家(郡山市)、若関酒造(郡山市)、渡辺酒造本店(郡山市)、玄葉本店(田村市)、佐藤酒造(三春町)の7社の製品である。

このイベントは奈良市のHPでも紹介されていて《◆お酒をご購入された方、各日先着50名(計100名)様に 奈良市の伝統工芸後継者育成制度の研修生が制作した「ぐい呑み」をプレゼント! ◆せんとくん、まんとくん、ミス奈良も会場にかけつけますよ!(まんとくんは7月2日(土)のみ) ◆邦楽生演奏をお楽しみいただけます。(7月2日(土)のみ)》《このイベントは、市長が市民のみなさんと約束した「奈良マニフェスト」のうち、「街の商い繁盛プロジェクト、はじめます。」郊外の大型店に流れる消費を街中で引き止めるため、歴史的景観・街並みを保存し、歩いて楽しめる観光地としての奈良をPRします。 をかたちにしたものです》とある。

奈良の名物ブログ「鹿鳴人のつぶやき」によると《2日は10時30分からオープニング。この日は、せんとくんに、この日3才1ヶ月を迎える人気の「まんとくん」もきてくれるそうです。すぐそばの私どもの「器まつもり」でもお酒の器いろいろをお値打ちに提供いたします。どうぞお出でかけください》。

地酒の鏡開きと試飲、ぐい呑みのプレゼント、ミス奈良・せんとくん・まんとくんの登場と、盛りだくさんで楽しいイベントである。しかも地元商店街活性化、被災地支援、伝統工芸継承と、社会的な意義もある。天気予報ではこの土日も暑いようだが、こちらは屋内イベントなので、炎天にさらされる心配もない。ぜひ、お訪ねいただきたい。

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トラットリア前澤 または 桜井にうまいものあり!

2011年06月28日 | グルメガイド
※このお店は、橿原市に移転しました!
https://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/e34c8a069e56135bce39dae29227c7ca

6/15(水)、桜井市のYさんに「創作イタリアン・ダイニングバー TORATTORIA 前澤」(桜井市粟殿1026-2)という瀟洒なお店にお連れいただいた。近鉄・JR桜井駅からまっすぐ北に約600mの場所にある。なお「トラットリア」とはイタリア語で「気軽に入れる食堂」という意味である。





カウンターの上に、こんなプレートがあった。《「TORATTORIA 前澤」こんな店♪ 1.家族で経営しています 2.安心できる食材にこだわります(有機野菜・自家製パン・自家製ブイヨン・自家製ソース) 3.当店のレモンはあまり酸っぱくなく優しい味がする母の郷(広島県生口島)のものを使用しています 4.既製品・冷凍食品・化学調味料を使用せず、1つ1つ丁寧に仕上げます 5.できる限り地元奈良県産の食材を使用します 6.乾燥のパスタは噛むほどに香りがたつイタリア「シチリア産」 7.生パスタは小ママが打つ自家製デュラムセモリナ粉100%&榛原平飼い卵》。相当なこだわりである。これは期待できそうだ。





まずは「水牛モッツァレラ&トマトのカプレーゼ」1,300円。モッツァレラとは本来、水牛の乳で作ったチーズのこと。これを牛乳で代用することも多いので、本物はわざわざ「水牛モッツァレラ」と表記しているのである。カプレーゼはサラダの一種。彩りもきれいな、イタリアのサラダである。次にオーダーしたのはカルパッチョ。普通は生の牛フィレ肉薄切りを使うが、こちらは珍しい「ミンククジラのカルパッチョ」だ。





こちらは「ガシラのフリット」(カサゴの揚げ物)。すごい形相だが、からりと揚がっていて、とても美味しい。つけあわせの野菜が、またいい。野菜のうま味たっぷりだ。小ママこと前澤睦(むつみ)さんがお持ちのボトルは、季節限定「SAKURAのワイン」(グラスで400円)。小ママのご出身地・勝沼(山梨県甲州市勝沼町)のワインだ。ロゼワインに桜の花びらを浸し、とてもフルーティに仕上がっている。このあと、「グラッパ」という「かすとりブランデー」(ブドウの絞りかすを発酵させたものを蒸留して作る)などもいただいた。ブドウの香りがほんわかと漂うお酒だが、度数は高い。







締めは、やはりパスタである。丁寧に作られた自家製パスタのほか、Yさんが手みやげに持参された三輪そうめん山本の「手延べパスタめん」(デュラム小麦100%使用・オリーブ油使用)も調理してくださった。とても細いパスタだが、手延べのせいか、歯触りがとても良い。まだ市販されていないようだが、これは売れそうだ。





このお店は、読売奈良ライフの「奈良っ子グルメ」でも紹介されている。《こだわり多数の旨イタリアン 普通の一皿とはひと味違う 県産有機野菜や大和牛、吉野産のキノコに鶏卵、国産レモン、シチリア産パスタなど、食材へのこだわりは相当なもの。手作りを第一に、パンや複数のデザートまで自家製。パスタも昼から16種類は揃い、釣り好きシェフの新鮮魚介料理も楽しみの一つ》とある。なお、お値段はパスタのランチセットが1,260円、ランチコース3,150円、ディナーコースは4,730円~(アラカルトあり)。



小ママは「奈良 桜井 イタリアン前澤の小ママ日記」という楽しいブログも書かれている。「プロフィール」欄には《常に前向き・幸せになれるように楽しむ^^​ 呑むこと食べること大好き♪​ 普通な毎日がとても幸せ^^のはずが奈良県桜井市で創作イタリアン「トラットリア前澤」を開くことに》とある。 当ブログも、いつもご覧いただいているとか、これは手抜きせず(正直に)紹介しなければ…。



失礼ながら、桜井市にこんな美味しいイタリアンがあるとは、ついぞ知らなかった。雰囲気も、アクセスもいい。皆さん、ぜひいちどお訪ねいただきたい。なお地図など詳細は「食べログ」をご覧いただきたい。

シェフの前澤進治さん、小ママの睦さん、ご馳走さまでした。ブログ紹介が遅れ、失礼しました。そして良いお店にお連れいただいたYさん、有難うございました。また「県下の美味しい店」の新規開拓に、お付き合いください!
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鹿久居荘(かくいそう)で魚三昧

2011年06月27日 | グルメガイド
6/19(日)、学生時代の友人2人と、播州赤穂の「割烹旅館 鹿久居荘 赤穂」(兵庫県赤穂市さつき町35-5)を訪れた。数年前、同じメンバーで日生(ひなせ:岡山県備前市日生町)を訪ね、新鮮な磯魚料理に舌鼓を打った。あまりにも美味しかったので「また日生町へ行こう」と約束していたのだった。友人のYくんが、かつて岡山市で勤務していたので、この辺りには詳しい。Yくんが今回予約を入れたのが「鹿久居荘 赤穂」なのである。







このお店は、もともと「鹿久居荘 日生」として、日生町で営業していたが、のちに赤穂店(鹿久居荘 赤穂)を出店した。播州赤穂と日生はJR赤穂線で1駅だが、ほとんどのJR快速は赤穂止まりなので、Yくんは足の便と観光の利を考えて、赤穂店に予約を入れてくれたのだった。前日(6/18)は赤穂の町を観光し、「かんぽの宿 赤穂」に泊まった。この宿は、景色も料理も良いリーズナブルな宿だった。







当日は朝から海浜公園のあたりを散策し、お腹のコンディションを整えてお店に入った。ここは温泉旅館を兼ねているので、まずは(規模は小さいが)天然温泉で汗を流した。看板に「水族館料理」とあるように、生け簀がすごい。まさに水族館のように、ずらりと生け簀や水槽が並んでいる。ざっと魚を眺めてから部屋に入った。最初はYくんの薦めに従って、地イカの造り(仕入れによりイカの種類が変わる)1,050円、焼きアナゴ、イシモチ(石持)の唐揚げ530円を注文。




生け簀から、特大のカワハギを一匹


すぐさま、こんな豪華料理に

初めて目にするイシモチ(テンジクダイ)は、頭に石(耳石)を持つので、このように呼ばれている。だから頭を取り除いて揚げるのだが、これはイケる。これが530円とは、驚きである。生け簀で泳いでいた大ぶりのカワハギを、造り(3千円くらい)にしてもらった。運ばれてきたときは、頭がピクピク動いていた。フグの仲間なので、やはり肝が抜群に美味しい。





活タコ天ぷら1,260円は、弾力がありすぎて噛みにくいが、鮮度抜群・ボリュームたっぷりの天ぷらだった。小海老唐揚げ530円は、地元でとれた不揃いな小海老をざっと揚げたものだが、海老の味が濃くて、しかもリーズナブルだ。







圧巻は、私が当てずっぽうで注文したサワラ(鰆)のアラ煮840円だった(=トップ写真)。サワラの造りや塩焼きは1,580円だったが、アラ煮はほぼ半額。とにかく私はどんな魚でもアラ煮が好みなので試しに注文したのだが、ごれが大正解だった。40cm近い大皿に載って出てきたときは「サワラって、こんな怖い顔をしてたのか」と驚いたが、味もボリュームも文句なし。目玉の裏まで堪能した。最後は鉄火巻き530円で締めた。

海のない奈良県に住んでいると、時々、無性に海の魚が食べたくなる。魚介類も、地元で食べるとこんなに安くて美味しいと改めて気づかされたグルメ旅行であった。Yくん、美味しいお店をどうも有り難う。次は奈良で、山の幸を紹介します!
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まほろば地域づくり塾、2期生募集中!(Topic)

2011年06月26日 | お知らせ
県の文化・教育課(地域振興部)が、「まほろば地域づくり塾」の塾生を募集している。締め切りは7/11(月)の必着である。県のHPによると、この塾は《地域づくりを総合的にマネージメントできる人材の養成を目的に、前身の「新世紀まほろば塾」を名称変更し、平成22年度から開設。奈良県立大学地域創造学部と連携して「総合力」と「マネージメント力」を養成するためのカリキュラムを設定し、実施しています》。

《“自分が育った地域をもっと元気に生き生きとさせたい!”、“自分の子どもが育つ地域をもっと暮らしやすくしたい!”、“自分たちの力で地域の課題を解決したい!”・・・でも、何をどうすればよいのかわからない。そんなあなたのために、具体的な行動に踏み出していただくための手助けをさせていただきたい。そんな思いから始めました》。

全12回(原則として土曜日の午後)、開催場所は奈良県立大学など、定員は20名程度(基本的には全回出席できる人)。それでいて受講料は無料!という太っ腹だ。カリキュラム・応募方法等は、こちらに詳しく出ている。 県立大学の村田武一郎教授、畿央大学の三井田康記教授、日経新聞奈良支局長の川上寿敏さん、高取町の野村幸治さん、大和まちづくりネットワークの裏宗久さんなど、超豪華な顔ぶれである。

座学とグループワークで実践力が身につくだけでなく、約20人の塾生や約450人の率塾生とのネットワークができる。実際に県下で地域おこしに取り組むには、そのようなネットワークがものをいうから、これは貴重な機会である。パンフレットには《やる気があって、根気があって、へこたれない方を求めます! 必要なのは、前に向かう心と笑顔です!》とある。ぜひ、チャレンジしていただきたい。

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