昨日の当麻寺中之坊の布袋さまで七福神はすべてお参りしたが、最後に、桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ・三輪明神)で「七福倍増」の願掛けをする。四国八十八ヵ所巡礼では、最後に高野山の奥ノ院(金剛峯寺)をお参りして結願成就するが、それとよく似たイメージである。
写真は05.1.3の撮影
大和七福八宝の会のHPには《東方「三輪山」より登る太陽が西方「二上山」に沈む。これが大和の信仰の原点です。日本最古の神社というより、我が国最古の聖地として全国より信仰される「大和一之宮」です》《三輪明神は福寿増進の神として知られており、七福神の七福を倍増させ八宝円満に導く御利益があります》。
ちょうど1/5付の毎日新聞奈良版の連載「記紀探訪(4)」に、《「パワースポット」三輪山登拝》という記事が載っていた。《昨年登拝した人は前年の1.6倍の約5万人。古代から聖地とされ、今なお人々を引き付けている》。平岡昌彦権禰宜(ごんねぎ)は《修行目的など限られた登拝が、一般に許されるようになったのは昭和30年代以降。「口コミで広がる程度で多くても年間1万人程度だったが、一昨年からパワースポットブームで急増した」》《「何か感じた場所を自分の『パワースポット』として通う人も多い。山は古くから聖地として認識されており、登拝者それぞれの何かを感じていただければいい」》と話す。
三輪山~パワースポットを追い続ける写真家、堀田賢治と、
ヒーリングピアニスト、松尾泰伸とのスーパーコラボレーション
大和七福八宝の会のパンフレットに、大神神社の縁起が載っていた。《遠い神代の昔、大国主命が自らの和魂を三輪山にお鎮めになり、大物主大神の御名をもってお祀りされたのが当神社の始まりです。それ故に本殿は設けず、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、三輪山を拝するという、原初の神祀りの様が伝えられている、我が国最古の神社です》。
《大神を「おおみわ」と申し上げますのは、神様の中の大神様として尊崇され、各時代を通じ、朝野の崇敬殊に篤く、延喜式内大社、二十二社、官弊大社として最高の待遇に預かり、また「三輪明神」として古くより親しまれ無比のご神格がうかがわれます》。
さらに、大神神社(ネットで百科)には《大神神社の神木杉を清浄とみる禁忌や大物主神を造酒神としたり味酒 (うまさけ) が〈みわ〉の枕詞であるところから,とくに造酒家の信仰を集めた。それとともに,神木杉の葉の玉が造酒家の標示としてひろまったが,これに現世利益を信仰する農民・商工民の信者を加えて,今日に及んでいる》。
さらに、卯年の今年は、「なでうさぎ」に注目しなければならない。境内の案内板によると、第10代崇神天皇の時代、日本に大難が起きた。この時、天皇は神意のままに《三輪の大神さまを鄭重にお祭りされ平安な国に再興されました。そのご神意の日が「卯の年」であり「卯の日」であります。これにより大神神社では「卯」を御神縁の日として殊の外畏み毎月「卯の日」にお祭りを奉仕しております。この「なでうさぎ」は 江戸中期から大神神社に伝わるもので いつからとはなしに撫でるとご神助をいただけるという信仰があります》。
画像は「楽々はがき2009」より(トップと下の画像も)
《「卯」は「門」を開いたかたちを表し 陽気が地中より出ることを意味し、時間では午前6時、方角では日のさし昇る東方、色では青、季節では春に当たり、動物では穏やか誠実で、聡くすばやい兎にあてられており、万物の萌え出て茂る瑞祥のしるしであります。どうぞご神助をいただきよりよい年を迎えられますことをお祈りいたします。弥栄、弥栄、弥栄》。
なでうさぎ(大神神社のHPより)
同神社のHPにも、《なでるとご利益があって、手足の痛みを取ってくれると言われ、大勢の皆様によってなでられた「なでうさぎ」は、一層にピカピカに光ります。特に平成23年は卯歳でもあり「なでうさぎ」も一層注目されるでしょう。どうぞ「なでうさぎ」をなでて無病息災・諸願成就をお祈り下さい》とある。
卯年の今年は、なでうさぎを撫で、晴れて七福倍増とおさめたいところである。全8回にわたって「大和七福八宝めぐり」を紹介してきたが、ちゃんとお参りしなければご利益はいただけない。うまい具合に明日からは3連休。私も、お参りに出かけてきます!
写真は05.1.3の撮影
大和七福八宝の会のHPには《東方「三輪山」より登る太陽が西方「二上山」に沈む。これが大和の信仰の原点です。日本最古の神社というより、我が国最古の聖地として全国より信仰される「大和一之宮」です》《三輪明神は福寿増進の神として知られており、七福神の七福を倍増させ八宝円満に導く御利益があります》。
ちょうど1/5付の毎日新聞奈良版の連載「記紀探訪(4)」に、《「パワースポット」三輪山登拝》という記事が載っていた。《昨年登拝した人は前年の1.6倍の約5万人。古代から聖地とされ、今なお人々を引き付けている》。平岡昌彦権禰宜(ごんねぎ)は《修行目的など限られた登拝が、一般に許されるようになったのは昭和30年代以降。「口コミで広がる程度で多くても年間1万人程度だったが、一昨年からパワースポットブームで急増した」》《「何か感じた場所を自分の『パワースポット』として通う人も多い。山は古くから聖地として認識されており、登拝者それぞれの何かを感じていただければいい」》と話す。
三輪山~パワースポットを追い続ける写真家、堀田賢治と、
ヒーリングピアニスト、松尾泰伸とのスーパーコラボレーション
大和七福八宝の会のパンフレットに、大神神社の縁起が載っていた。《遠い神代の昔、大国主命が自らの和魂を三輪山にお鎮めになり、大物主大神の御名をもってお祀りされたのが当神社の始まりです。それ故に本殿は設けず、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、三輪山を拝するという、原初の神祀りの様が伝えられている、我が国最古の神社です》。
《大神を「おおみわ」と申し上げますのは、神様の中の大神様として尊崇され、各時代を通じ、朝野の崇敬殊に篤く、延喜式内大社、二十二社、官弊大社として最高の待遇に預かり、また「三輪明神」として古くより親しまれ無比のご神格がうかがわれます》。
さらに、大神神社(ネットで百科)には《大神神社の神木杉を清浄とみる禁忌や大物主神を造酒神としたり味酒 (うまさけ) が〈みわ〉の枕詞であるところから,とくに造酒家の信仰を集めた。それとともに,神木杉の葉の玉が造酒家の標示としてひろまったが,これに現世利益を信仰する農民・商工民の信者を加えて,今日に及んでいる》。
さらに、卯年の今年は、「なでうさぎ」に注目しなければならない。境内の案内板によると、第10代崇神天皇の時代、日本に大難が起きた。この時、天皇は神意のままに《三輪の大神さまを鄭重にお祭りされ平安な国に再興されました。そのご神意の日が「卯の年」であり「卯の日」であります。これにより大神神社では「卯」を御神縁の日として殊の外畏み毎月「卯の日」にお祭りを奉仕しております。この「なでうさぎ」は 江戸中期から大神神社に伝わるもので いつからとはなしに撫でるとご神助をいただけるという信仰があります》。
画像は「楽々はがき2009」より(トップと下の画像も)
《「卯」は「門」を開いたかたちを表し 陽気が地中より出ることを意味し、時間では午前6時、方角では日のさし昇る東方、色では青、季節では春に当たり、動物では穏やか誠実で、聡くすばやい兎にあてられており、万物の萌え出て茂る瑞祥のしるしであります。どうぞご神助をいただきよりよい年を迎えられますことをお祈りいたします。弥栄、弥栄、弥栄》。
なでうさぎ(大神神社のHPより)
同神社のHPにも、《なでるとご利益があって、手足の痛みを取ってくれると言われ、大勢の皆様によってなでられた「なでうさぎ」は、一層にピカピカに光ります。特に平成23年は卯歳でもあり「なでうさぎ」も一層注目されるでしょう。どうぞ「なでうさぎ」をなでて無病息災・諸願成就をお祈り下さい》とある。
卯年の今年は、なでうさぎを撫で、晴れて七福倍増とおさめたいところである。全8回にわたって「大和七福八宝めぐり」を紹介してきたが、ちゃんとお参りしなければご利益はいただけない。うまい具合に明日からは3連休。私も、お参りに出かけてきます!