「吉野山 梢(こずえ)の花を見し日より 心は身にも そはずなりにき」は、西行法師の歌だが、桜の時期になると、誰しも「心は身にも そはずなりにき」という気分になるのではないだろうか。


一昨日(2025.4.8)、橿原神宮にお参りした。帰りに南神門を出ると、南手水舎の裏手に「深田池」という大きな池がある。池のほとりに桜の木があるので、見物しようと近づくと、何組か先客があって、お弁当を食べていた。


眺めていると、目ざとい鳩が弁当からこぼれたご飯を狙って降り立つと、たくさんの水鳥も一斉に寄ってきて、これは驚いた、スゴい迫力だった。

思えば今年の桜(ソメイヨシノ)は、奇妙な咲き方をした。奈良市の開花宣言は3月28日(金)だった。しかしこのあと気温の低い日が続き、なかなか満開にはならない。翌週末(4月4日)あたりから、ようやく見頃になってきた(この時点で、吉野山のシロヤマザクラはほとんど咲いていなかった。下千本が満開になったのは、4月8日)。

桜にあまり関心のない人は、桜(特にソメイヨシノ)は、毎年同じ頃に咲いて同じ頃に散ると思っていてるようだが、特に近年、咲き方にバラツキが見られるようになった。極端に早く咲く年もあれば、遅咲きの年もある。今年(2025年)のように開花から満開まで、10日以上かかる年もある(通常は約1週間)。おそらく地球温暖化が災いしているのだろう。


しかし花の時期が長いと、良いこともある。菜の花やチューリップと開花が重なり、「花の競演」が楽しめるのである。今年は藤原宮跡や馬見丘陵公園で、このような競演が楽しめた。

参道で、ストリートファイターのケンを見つけた!
あと何年、自分の足で歩いて花見スポットを巡れるのかは分からないが、毎年カメラを携えて、いろんな桜を訪ねてみたいと思う。


一昨日(2025.4.8)、橿原神宮にお参りした。帰りに南神門を出ると、南手水舎の裏手に「深田池」という大きな池がある。池のほとりに桜の木があるので、見物しようと近づくと、何組か先客があって、お弁当を食べていた。


眺めていると、目ざとい鳩が弁当からこぼれたご飯を狙って降り立つと、たくさんの水鳥も一斉に寄ってきて、これは驚いた、スゴい迫力だった。

思えば今年の桜(ソメイヨシノ)は、奇妙な咲き方をした。奈良市の開花宣言は3月28日(金)だった。しかしこのあと気温の低い日が続き、なかなか満開にはならない。翌週末(4月4日)あたりから、ようやく見頃になってきた(この時点で、吉野山のシロヤマザクラはほとんど咲いていなかった。下千本が満開になったのは、4月8日)。

桜にあまり関心のない人は、桜(特にソメイヨシノ)は、毎年同じ頃に咲いて同じ頃に散ると思っていてるようだが、特に近年、咲き方にバラツキが見られるようになった。極端に早く咲く年もあれば、遅咲きの年もある。今年(2025年)のように開花から満開まで、10日以上かかる年もある(通常は約1週間)。おそらく地球温暖化が災いしているのだろう。


しかし花の時期が長いと、良いこともある。菜の花やチューリップと開花が重なり、「花の競演」が楽しめるのである。今年は藤原宮跡や馬見丘陵公園で、このような競演が楽しめた。

参道で、ストリートファイターのケンを見つけた!
あと何年、自分の足で歩いて花見スポットを巡れるのかは分からないが、毎年カメラを携えて、いろんな桜を訪ねてみたいと思う。