4/29(金)、「奈良まほろばソムリエ友の会」(奈良まほろばソムリエ検定のソムリエ有志の会)入会申込書が、ソムリエ有資格者宛に発送された。早ければ今日にも、ソムリエの手元に届くことだろう。現在、「奈良まほろばソムリエ」は、209人。内訳は、1期生(09年合格)66人。2期生(10年合格)67人、3期生(11年合格)76人となっている(私の勤務先の同僚・OBでは、1期生2人、2期生2人、3期生3人、計7人)。
※トップ写真は10.11.7撮影(平城宮跡でのプライベート・ガイドツアー)
5/10(火)には、「友の会」の公式ホームページが開設される。専用メールアドレス(info@stomo.jp)も用意した。事務の繁雑さを避け、コストを削減するため、入会の申し込み(年会費3千円)や今後の連絡は、基本的にはWeb上で行うこととなる。ただし5/10までは利用できないので、もしご質問・ご意見があれば、当ブログの「コメント欄」で受け付けるので、せいぜいご利用いただきたい。
これまでの活動は、私を含め11人の発足世話人で進めてきた。あらかじめ友の会を立ち上げておき、その趣旨に賛同する人だけが集まって「発足の集い」を開催する、という手順である。だから6月に開催する「発足の集い」は、創立総会ではなく、報告会という位置づけになる。もちろん会員のなかから要望が出されれば、柔軟に対応する予定である、何しろ同好会(有志の会)なのだから…。
友の会では、いろんな活動を予定している。最も注力したいのは、解説ボランティアなどの「社会貢献活動」だ。県下では、「巡る奈良」事業をはじめ、ポスト1300年祭の奈良を盛り上げるため、様々な活動が予定されている。ソムリエの多くは、1300年祭でも「平城宮跡探訪ガイドツアー」の案内役として活動したので、この分野で力を発揮できる人は数多い。すでに、奈良商工会議所が実施する「体験学習プログラム」(奈良検定1級を受験するためには、受講が必須)の「奈良まほろばソムリエと歩く~記紀・万葉のふるさと御所」(9/23実施)への協力も、決まっている。
県のポスト1300年構想には「記紀・万葉プロジェクト」が盛り込まれている。来年(12年)の「古事記編纂1300年」を控え、ソムリエは記紀神話を勉強し、県下にある記紀ゆかりの土地なども、ガイドできなければいけない。奈良検定に記紀神話は出題されないし、万葉集はともかく、記紀にまつわる出題は少ない。だからこの分野はソムリエの盲点なのだ。
ソムリエには、関東在住者がたくさんいらっしゃる。東京圏には、奈良に関心を寄せる人が多い。昨年の「秘宝・秘仏特別開帳」では、東京圏から多くの人が秘仏拝観に奈良を訪れた。遠方から観光客を呼び込むことは、県の課題である「宿泊観光客の増加」にもつながる。東京圏のソムリエとタイアップして、何か面白い企画をスタートさせたいものだ。
友の会では、公式ホームページの運営・管理や、会員向けメールマガジンの発行を手伝って下さる方を探している。私の周囲には、この分野に長(た)けた人が少ないのである。ご協力いただける人は、ぜひ「広報部会」にお入りいただきたい。
もちろん友の会では会員向け事業として、外部講師を招聘して、講演会なども行う。大学の先生や寺社関係者、県下で観光振興に携わる方などをお招きする予定である。講師とともに県下の史跡を巡るツアーなども開催する。
友の会については、発足世話人の1人であるアカダマさん(奈良市の喫茶店「可否茶座 アカダマ」のマスター)が、ご自身のブログ(4/25付)に意見を寄せておられる。《今回のソムリエの会は私自身がイニシャティブをもってというわけでもないし、年もとったせいか、それほどの情熱はわいてきません。私自身の思うところと必ずしも全面的に一致しないせいかもしれません。それでは、何を望んでいるのかといえば、逆に何も会に望んでいないというのが本音です》。
《どういう事かといえば、歴史好き、奈良好きという共通の思いがある人が集まって話をしたり勉強をしたり出来ればいいという漠然とした考えしかないからです。しかし会を作るとすればそういった漠然としたことではいけないことはわかります。だからこそ、なにか違うという感じがぬぐえないのですが、ソムリエ200人の中には私に近い考えの方も意外と多いかもしれません。だからわたしはそいうった人たちの代表という感じでありたいと思っています》。
なるほど。私などは「奈良観光の振興」とか「ソムリエの社会貢献」等々と、いわば「シャカリキ部会」の代表のようなものであるが、アカダマさんは、「漠然部会」の代表である。「友の会」には「ソムリエ交流部会」という正式の部会があるが、漠然と集まって、美味しいコーヒーを飲みながら奈良の歴史などについて語り合う、そんな小グループが「交流部会」の中にできても良いのだ。
実際、アカダマさんはブログ(4/24付)に、このような呼びかけをされている。《2月に商工会議所の主催で行われた「ソムリエの集い」でたまたま同じテーブルに着いたメンバー9人が、初めてアカダマで集まりました。2人は所要で来られなくて、7人が集まりました。再度自己紹介をしましたが、自転車で奈良から古の古道どおりで走って5時間かけて京都まで走ったという方や、法隆寺に住んで、その関係で非常に法隆寺に詳しい方、あちこちのセミナー参加されている方等等、多士済々の顔ぶれでした》。
《歴史について語り合う相手はなかなかいないので楽しいと一人の方がおっしゃっていましたが、まあ特に何もない集まりですが、6月4日土曜日に再度アカダマに午前10時に集まるということになりました。もし、ソムリエの方で加わりたいという方がおいででしたら、連絡ください》。
6/4開催の「漠然部会」に参加ご希望のソムリエは、ぜひアカダマさんのブログのコメント欄にお書き込みいただきたい。
ともあれ、賽は投げられました。ソムリエ有資格者の皆さん、ぜひ「友の会」にご入会下さい。年会費3千円分以上の値打ちはありますよ。これからソムリエに挑戦する皆さん、合格すればこんな楽しい会に入れます。ぜひ、チャレンジして下さい!
※トップ写真は10.11.7撮影(平城宮跡でのプライベート・ガイドツアー)
5/10(火)には、「友の会」の公式ホームページが開設される。専用メールアドレス(info@stomo.jp)も用意した。事務の繁雑さを避け、コストを削減するため、入会の申し込み(年会費3千円)や今後の連絡は、基本的にはWeb上で行うこととなる。ただし5/10までは利用できないので、もしご質問・ご意見があれば、当ブログの「コメント欄」で受け付けるので、せいぜいご利用いただきたい。
これまでの活動は、私を含め11人の発足世話人で進めてきた。あらかじめ友の会を立ち上げておき、その趣旨に賛同する人だけが集まって「発足の集い」を開催する、という手順である。だから6月に開催する「発足の集い」は、創立総会ではなく、報告会という位置づけになる。もちろん会員のなかから要望が出されれば、柔軟に対応する予定である、何しろ同好会(有志の会)なのだから…。
友の会では、いろんな活動を予定している。最も注力したいのは、解説ボランティアなどの「社会貢献活動」だ。県下では、「巡る奈良」事業をはじめ、ポスト1300年祭の奈良を盛り上げるため、様々な活動が予定されている。ソムリエの多くは、1300年祭でも「平城宮跡探訪ガイドツアー」の案内役として活動したので、この分野で力を発揮できる人は数多い。すでに、奈良商工会議所が実施する「体験学習プログラム」(奈良検定1級を受験するためには、受講が必須)の「奈良まほろばソムリエと歩く~記紀・万葉のふるさと御所」(9/23実施)への協力も、決まっている。
県のポスト1300年構想には「記紀・万葉プロジェクト」が盛り込まれている。来年(12年)の「古事記編纂1300年」を控え、ソムリエは記紀神話を勉強し、県下にある記紀ゆかりの土地なども、ガイドできなければいけない。奈良検定に記紀神話は出題されないし、万葉集はともかく、記紀にまつわる出題は少ない。だからこの分野はソムリエの盲点なのだ。
ソムリエには、関東在住者がたくさんいらっしゃる。東京圏には、奈良に関心を寄せる人が多い。昨年の「秘宝・秘仏特別開帳」では、東京圏から多くの人が秘仏拝観に奈良を訪れた。遠方から観光客を呼び込むことは、県の課題である「宿泊観光客の増加」にもつながる。東京圏のソムリエとタイアップして、何か面白い企画をスタートさせたいものだ。
友の会では、公式ホームページの運営・管理や、会員向けメールマガジンの発行を手伝って下さる方を探している。私の周囲には、この分野に長(た)けた人が少ないのである。ご協力いただける人は、ぜひ「広報部会」にお入りいただきたい。
もちろん友の会では会員向け事業として、外部講師を招聘して、講演会なども行う。大学の先生や寺社関係者、県下で観光振興に携わる方などをお招きする予定である。講師とともに県下の史跡を巡るツアーなども開催する。
友の会については、発足世話人の1人であるアカダマさん(奈良市の喫茶店「可否茶座 アカダマ」のマスター)が、ご自身のブログ(4/25付)に意見を寄せておられる。《今回のソムリエの会は私自身がイニシャティブをもってというわけでもないし、年もとったせいか、それほどの情熱はわいてきません。私自身の思うところと必ずしも全面的に一致しないせいかもしれません。それでは、何を望んでいるのかといえば、逆に何も会に望んでいないというのが本音です》。
《どういう事かといえば、歴史好き、奈良好きという共通の思いがある人が集まって話をしたり勉強をしたり出来ればいいという漠然とした考えしかないからです。しかし会を作るとすればそういった漠然としたことではいけないことはわかります。だからこそ、なにか違うという感じがぬぐえないのですが、ソムリエ200人の中には私に近い考えの方も意外と多いかもしれません。だからわたしはそいうった人たちの代表という感じでありたいと思っています》。
なるほど。私などは「奈良観光の振興」とか「ソムリエの社会貢献」等々と、いわば「シャカリキ部会」の代表のようなものであるが、アカダマさんは、「漠然部会」の代表である。「友の会」には「ソムリエ交流部会」という正式の部会があるが、漠然と集まって、美味しいコーヒーを飲みながら奈良の歴史などについて語り合う、そんな小グループが「交流部会」の中にできても良いのだ。
実際、アカダマさんはブログ(4/24付)に、このような呼びかけをされている。《2月に商工会議所の主催で行われた「ソムリエの集い」でたまたま同じテーブルに着いたメンバー9人が、初めてアカダマで集まりました。2人は所要で来られなくて、7人が集まりました。再度自己紹介をしましたが、自転車で奈良から古の古道どおりで走って5時間かけて京都まで走ったという方や、法隆寺に住んで、その関係で非常に法隆寺に詳しい方、あちこちのセミナー参加されている方等等、多士済々の顔ぶれでした》。
《歴史について語り合う相手はなかなかいないので楽しいと一人の方がおっしゃっていましたが、まあ特に何もない集まりですが、6月4日土曜日に再度アカダマに午前10時に集まるということになりました。もし、ソムリエの方で加わりたいという方がおいででしたら、連絡ください》。
6/4開催の「漠然部会」に参加ご希望のソムリエは、ぜひアカダマさんのブログのコメント欄にお書き込みいただきたい。
ともあれ、賽は投げられました。ソムリエ有資格者の皆さん、ぜひ「友の会」にご入会下さい。年会費3千円分以上の値打ちはありますよ。これからソムリエに挑戦する皆さん、合格すればこんな楽しい会に入れます。ぜひ、チャレンジして下さい!