tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ランチパスポート奈良(ぱ~ぷる) 2013 ベスト5を選定!

2013年12月31日 | グルメガイド
2013年は、ぱ~ぷるの『ランチパスポート奈良 Vol.1』(使用期間は9/1~11/30)に、すっかりお世話になった。「北部版」と「中南部版」(各980円)の2冊を携え、たくさんのお店を回った。何しろ掲載されているすべてのランチが500円になるのである。12月には、北部・中南部共通のVol.2(980円)が出て、ますます使いが勝手が良くなった。

Vol.1での私の収支(ランチ定価と500円の差額から本代を差し引いたもの)を発表すると「北部版」は+6,370円、「中南部版」は+1,449円。合計7,819円と、1万円近いプラスになった(北部版の「PAZ」と「飛天」は2度訪ねた)。ぱ~ぷるさん、どうも有難う!

Vol.1での全掲載店は155ヵ店、うち私が訪ねたのは22ヵ店(北部17、中南部5)に過ぎないが、今日は大晦日なので、22ヵ店のうちから独断でマイベスト5を選定してみたい。

1位 一語一笑(いちごいちえ)の海鮮丼(桜井市桜井)
2位 PAZ(パズ)のプレートランチ(奈良市小西町)
3位 北山食堂のミニ味セット(橿原市膳夫町)
4位 チャイナダイニング飛天の四川麻婆丼(奈良市東向商店街)
5位 apa apa cafeのスモークサーモンのサラダ丼(奈良市椿井町)
次点 Parum cafe(パームカフェ)のパームランチ(奈良市西大寺東町)


一語一笑(いちごいちえ)の海鮮丼。トップ写真とも

トップの「一語一笑」は、ネタもシャリも、器もお店の雰囲気も、文句なし。しかも値引幅が480円(980円→500円)という大盤振る舞いである。Facebookでこの店を紹介すると、会社の後輩で大学同窓のKくん(桜井市在住)から《仕出し、うな重など、いつもこちらを利用しています。一品や鍋もすごく美味しいですよ》というコメントが入った。奈良まほろばソムリエの会のガイド名人・雑賀さん(桜井市在住)からは《「義仲穴」という映画のロケで、社長(大将)の福岡さんには「斬り役」をやっていただきました。「刀を」というところで「包丁を」などとやってまして…笑いました。ちなみに剣道は三段です》というコメントをいただいた。


PAZ(パズ)のプレートランチ

2位のPAZは、お客さんが多くて驚いた。ほぼ全員が奥さま連中で、子供さんのお迎えの帰り(ママ会)のようだった。あとで『あまから手帖』2013年10月号に「古都待望の新星たち」として大きく紹介されていたことを知った。ぱっと見た感じの派手さはないが1品1品、丁寧に作られていて、とても美味しい。値引幅は350円。


北山食堂のミニ味セット

3位の北山食堂は、桜井市に住む会社の先輩から「ここは美味しいよ」と教えていただいた。帰省の帰りに立ち寄った。どしゃ降りだったが「ぜひ食べないと…」とムリして寄り道したが、訪ねて大正解だった。帰り際には、別の同僚とも出くわした。ミニ味セットには、ミニカレーうどん、ミニカツ丼、漬物がセットされている。「ミニ」とはいうが、ほぼ1人前だ。値引幅も450円(950円→500円)と、大きい。


チャイナダイニング飛天の四川麻婆丼

4位の飛天・四川麻婆丼は、担々麺と並ぶ同店の自信作である。挽きたての粉山椒などのスパイスを駆使して、他では味わえない味を出している。トッピングの卵黄も、よく考えている。値引幅は350円。N先輩はFacebookに《tetsudaさんの情報提供に感謝しています。嬉しい悲鳴です。おいしい料理を安く食べてばかりいると、せっかくがんばったこの夏のダイエットがリバウンドしてしまうんじゃないかと心配です(笑)》。この店は私の職場にも近いので、来年も頻繁に利用することになりそうだ。


apa apa cafeのスモークサーモンのサラダ丼

5位のapa apa cafeは、カフェ飯「スモークサーモンのサラダ丼」を提供している。カフェ飯系はどうも頼りないので、行くのを先延ばししていたが、期限(11/30)直前になって「一応、チェックしておこうかな」という気持ちで訪ねた。スペースは狭いが、若い女性2人が営む感じの良いお店である。食べてみて「もっと早く訪ねておけば良かった」と後悔した。隠し味のニンニクが、良いアクセントになっている。値引幅は300円。ならどっとFMのH・AさんはFacebookに《ランチパスポートで500円ランチ! apa apa cafeのスモークサーモンのサラダ丼、美味しすぎっ☆》と紹介されていた。


Parum cafe(パームカフェ)のパームランチ

強豪揃いの中で惜しくも次点となったParum cafeのランチは、3種のメインからチョイスできる仕組みである。ドリンクまでセットされている。味もボリュームも接客も、申し分ない。値引幅は350円。他のメイン2種もいただこうと思いつつ、私の行動範囲から少し外れているので、行きそびれてしまった。

訪ねたあと、同店スタッフのNさんからFacebookの友達申請をいただき《先日はご来店頂きありがとうございました☆ 気さくにお話して頂いて嬉しかったです(*^^*) お忙しいとは思いますが、是非またのお越しをお待ちしております!》という丁寧なコメントをいただいた。この店がランチパスのVol.2から外れてしまったのは、とても残念だ。

奇しくも和・洋・中と、バランス良くランクインした。丼や麺類もあれば、カフェ飯もある。がっつり系もあればお上品系もある。これで「ボリュームばかり追っている」のではないことが実証された。なかでも中南部で訪ねた5ヵ店のうちから2ヵ店もランクインしたことは、特筆すべきことである。しかも一語一笑も北山食堂も人気店なのに、値引幅がそれぞれ480円と450円というのもスゴい! Vol.2も含め、中南部の店の値引幅が大きいのは、とても有り難いことである。ぜひ、重点的に訪ねなければ。

私の採点と皆さんの評価は、一致しただろうか。ランチパスVol.2は、まだ2ヵ店、お邪魔しただけである。3/9の期限までに、未訪問店を中心に回ろうと思っている。皆さん、来年も県下の「安くて美味しいランチ」をたくさんいただきましょう!
コメント (2)
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絵画で綴る大和古道展(万葉文化館)は、1月2日~3月2日まで!(2014Topic)

2013年12月29日 | お知らせ
今年(2013年)は「竹内街道・横大路1400年」の年だった。関連イベントはすべて終わったと思っていたが、こんな絵画展が来年3月2日まで、奈良県立万葉文化館で実施されるという。同館のHPによると、

絵画で綴る大和古道
平成25年11月30日(土)~平成26年3月2日

この度、奈良県立万葉文化館では「絵画で綴る大和古道」を開催いたします。本展覧会では、館蔵品「万葉日本画」は勿論、これまでに寄贈いただいた数多くの作品に加えて、当館が所蔵する古道の資料(古典籍等)も含め一挙に展示します。

~絵画で綴る大和古道~
奈良県には、古代大和国内に設置された「古道」が、縦横に走り抜けていました。竹内峠から東に続く「横大路」や、奈良盆地を南北に横断する三本の縦貫道「下つ道、中つ道、上つ道(大和三道)」等が、古代の大和国内を貫いていました。大和国内の古道は、時代とともにその姿や名前を変え、繁栄または衰退していったと考えられますが、ここ奈良県では、現在でも人々が行き交う山辺の道など、至る所で「古道」の痕跡を垣間見ることができます。

そんな大和の「古道」に焦点をあて、館蔵品である「万葉日本画」は勿論、これまでに寄贈いただいた数多くの絵画や展示資料を、本展では一挙にご紹介します。また、会期中には平成26年1月27日~29日の間に展示替休館を設け、前期・後期で合わせて計100点余りの館蔵品を陳列予定です。「大和」を一望出来るかのような、奈良の名所が描かれた絵画や資料をご紹介する本展を通して、大和の地により親しみを持っていただけましたら幸いです。

会  期:平成25年11月30日(土)~平成26年3月2日(日)
内、前期展示:平成25年11月30日~平成26年1月26日 後期展示:平成26年1月30日~3月2日
※会期が前期・後期に分かれます。

休 館 日:毎週月曜日
年末年始休館日:平成25年12月24日~平成26年1月1日まで。
※平成26年は1月2日から開館します。展示替え休館日:平成26年1月27日~29日の3日間。

イベント:平成25年12月1日(日)担当学芸員によるギャラリートーク
午後2時から開始(30分~40分程度)※要観覧券


年末は休んでいるが、1/2(木)からは開館される。お正月早々、穏やかな筆致の日本画を鑑賞するのも良いだろう。今年のお正月休みは、一般企業も1/5(日)までと長い。ぜひ、お早めにお訪ね下さい!




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志津香の釜めし

2013年12月28日 | グルメガイド
奈良のうまいもの、といえば、まずは「志津香(しづか)の釜めし」である。近鉄新大宮駅から徒歩5分の「大宮店」と、奈良国立博物館前の「公園店」の2ヵ店を運営されている(小西店は、大宮店のオープンに伴い閉店した)。公園店の前はよく通るが、いつも観光客が列を作っている。先日、小雨の日に前を通りかかると、うまい具合に列がない。入店するとすぐに席に案内して下さった。ラッキー!



志津香のメニューはひと通りいただいたが、お薦めは断然「しめじ釜めし」1,050円である。しめじ、鶏肉、薄揚げ、三つ葉、こんにゃく、タケノコ、ニンジンなどの具材がたくさん入っていて、これが薄味のダシによくマッチしている。冬場はここにカキが入った「かき しめじ釜めし」1,470円が登場する。今回は、これをいただいた。



大きなカキが3つ、デンと入っている。これをしめじ釜めしに混ぜていただく。冷えた体にあつあつの釜めしがしみ込んでいく…。あぁ~美味しい。この店は創業50年なので、昭和初期に奈良に住んだ志賀直哉は、これを食べていない。食べていれば、彼の「奈良の食」のイメージが変わっていただろう。かえすがえすも残念だ。

志津香「公園店」は、観光シーズンには大混雑する。列に並んで注文して、そのあと米から炊きあげるので、長時間ロスすることになる。混みそうな時期は「大宮店」に回ることをお薦めしたい。
※公園店の食べログは、こちら。大宮店は、こちら
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KOUHEI(耕平)の「チーズハンバーグ定食」

2013年12月27日 | グルメガイド
ぱ~ぷるから、新たに『ランチパスポート奈良 Vol.2』980円(有効期間は2013.12.10~2014.3.9)が出た。掲載店でこれを提示すると、ランチが500円になる。Vol.1は、北部版と中南部版に分かれていたが、今回から合体・増頁された。それでいて値段は据え置きなので、断然おトクである。早速この本を手に12/21(土)、「KOUHEI 新大宮駅近店」を訪ねた。



120gもの大きなチーズハンバーグ、サラダ、小鉢(2種)、漬物、味噌汁、ご飯、ホットコーヒー、デザートがついて500円(通常価格700円)。しかも、味噌汁、ご飯、ホットコーヒーは、おかわり自由なのだ。この日は午後からNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の納会だったので、そそくさと店を出たが、時間があればコーヒーを飲みながら、ゆっくりとくつろぎたかったところだ。駅から徒歩3分(南都銀行の裏手)という立地も有り難い。

『ランチパスポート奈良 Vol.2』の収支は、本代△980円-200円(=700円-500円)=△780円。早めに収支をプラスに転じたいところだ。

tetsudaおススメ度(ランチパスポート使用時の満足度。最高点は3つ星)は、この味・ボリューム・利便性を評価して、★★★!
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バンビーノは、奈良の美味しいイタリアンバール

2013年12月26日 | グルメガイド
本年(2013年)7月、ラーメン「来来亭」のお向かいに、「イタリアンバール バンビーノ」(奈良市法蓮町1070-2)がオープンした。うっかりすると見逃しそうなこぢんまりした店だが、美味しいという評判を聞き、ランチタイムに訪ねてみた。





最初に訪ねたのは12/13(金)。「ランチメニュー」(11:30~14:30 ラストオーダーは14:00)を見ると、パスタメニューとピザメニューが出ていた。どちらも1,200円だ。この日はパスタにした。メニューの内容は





本日のパスタ(パスタ、パン、サラダ、フリードリンク付き)1,200円
・トマトパスタ…ナスとモッツァレラのバルマ風
・クリームパスタ…スモークサーモンとほうれん草
・ミートパスタ…ボローニャ風ミートパスタ
・和風ぱすた…きのことベーコンのにんにく醤油
・カルボナーラ(+200円)…厚切りベーコンのカルボナーラ
・ペペロンチーノ…大粒あさりのボンゴレビアンコ
☆セットに+200円で「季節のパンナコッタ」OR「アイスクリーム」付けれます。





私は「和風ぱすた…きのことベーコンのにんにく醤油」を注文。出てきたのが写真のパスタである。パスタはスパゲティではなく平たい「リングイネ」で、110gとボリュームたっぷりだ。もちもち・つるつるの食感が抜群だ。ニンニクはちょうどいい具合に利いている。パンはパクッと食べてしまったが、「お代わりできますよ」とのことで、再びアツアツのパンをお持ちいただいた。ドリンクはカウンターに置いてあるのを自由に飲めて、これも有り難い配慮である。帰ったあと、旧知のTさんからこんなメールをいただいた。


ドリンク(ホットコーヒー・無料)とデザート(季節のパンナコッタ)200円


オーナシェフで、ワインのソムリエ資格を持つ辻圭さん

本日の昼ごはんで、バンビーノに行くと、店主の辻さんが「奈良の情報を発信している男性が来られた」というので、よく聞いてみると、tetsudaさんではありませんか。バンビーノのパスタは絶品ですね。乾麺なのに生パスタの食感ですし、何よりも、大飯食らいに満足な量です。おしゃれな店では1人前100グラムはないですからね。ピザも宅配ピザのMサイズクラスで1人分ですし、味も量も文句なしの店だと思います。「どっぷり奈良漬」でtetsudaさんがどんな評価をされるのか楽しみにしております。



Tさんの行きつけのお店だったのだ。メールを読んで「宅配ピザのMサイズクラス」というピザが食べたくなり、12/16(月)に、再び訪れた。メニューには

本日のピザ(ピザ、サラダ、フリードリンク付き)1,200円
・トマトベース…マルゲリータ
・クリームベース…ポテトときのこのグラタンピザ
・テリヤキチキン(+200円)…キャベツと照り焼きチキン
☆セットに+200円で「季節のパンナコッタ」OR「アイスクリーム」付けれます。




どれも美味しそうだが、今回は「キャベツと照り焼きチキン」にした。200円アップなので、1,400円だ。運ばれてきたのが写真のピザだ。おお、まさにこれは「宅配ピザのMサイズ」だ! うーん、これは完食できるだろうか。アツアツ・とろりのピザは、とても美味しい。しかし、このボリュームには圧倒される。チキンもキャベツも、たっぷり載っている。何度か休憩しながら、辛うじて完食。女性なら2人で取り分けて、ちょうど良い量だ。いや~参った参った。


途中で休憩。とても一気には完食できない(ちなみにフォークは普通サイズ)

産経新聞奈良版の名物コーナー「あっ、これ食べたい!」でも紹介されたそうで、お店に掲載紙が置いてあった。《「せっかく来ていただくんですから、満足してもらいたい」とオーナーシェフ兼ソムリエの辻圭さん(31)。元ホテルマンで、ソムリエの資格を取得後、東京都内のレストランなどで修業し、今年7月に店をオープンさせた》。辻さんは「奈良の観光振興のお役に立ちたい」と、河合町(北葛城郡)から奈良市に出てこられたのだそうだ。





駐車場は、お店北側のローソンの裏にある(事前連絡要 0742-81-3026)。夜のメニューも充実しているし、貸切パーティも可能だそうだ。ぜひ、お訪ねいただきたい。マスターの辻さん、取材へのご協力、有難うございました!
※食べログは、こちら
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