来年(2014年)の2月12~16日、奈良市で大茶会が開催される。産経新聞奈良版「世界遺産の社寺など来年2月 茶会 奈良市 お茶券の電話予約 来月4日から開始」によると、
※最も詳しい情報は、奈良市のHPに出ている
奈良市は29日、市出身で「わび茶」の祖とされる室町時代の茶人・村田珠光(じゅこう)にちなみ、世界遺産の社寺などを会場にして来年2月に開催する大規模な茶会について、お茶券の電話予約を来月4日から開始すると発表した。社寺などで開催日が異なり、1日に複数の会場で茶会が開かれるため、3種類のお茶券を用意した。
最も高い5千円券は、3席分のお茶席や食事が楽しめるほか、各会場を巡回するバスの乗車券などが付いている。3千円券は、2月14日に東大寺で開かれるお茶席のほか、シンポジウムへの入場などが可能。千円券は、お茶席(1席分)と会場の拝観料が含まれる。
茶会は「第1回珠光茶会」で、2月12~16日、東大寺や春日大社など7社寺や歴史的な町並みが数多く残る「奈良町」などを会場に開催される。社寺では、東大寺の「集会所」や春日大社の「桂昌殿」など、普段は一般公開されていない施設が会場となる。表千家と裏千家、武者小路千家、遠州流の4流派の本格的なお茶が楽しめるほか、シンポジウムなどの関連イベントもある。
実行委員会長を務める東大寺の北河原公敬長老は「全国的に有名なお茶会にしていきたい」、仲川げん市長も「100年を超えるような茶会にしたい」と話している。お茶券は来月18日から、市内のなら100年会館でも窓口販売が始まる。販売は来年2月5日まで。問い合わせは市観光戦略課((電)0742・34・4739)。
この写真は西日本新聞から拝借
茶礼祖・村田珠光のことは以前、なら再発見に詳しく書いたので、こちらをお読みいただきたい。「第1回珠光茶会」のことは奈良市のHPに報道資料が掲載されていて、詳細がよくわかる。引用すると、
■珠光茶会の構成
【お茶席】七社寺、「ならまち」界隈のお茶室で、お茶や点心を実施。
【特別展】「ならまち」にて、お茶道具や、奈良の伝統工芸品、歴史ある貴重な大工道具などを特別展示。
【シンポジウム】
期間の中日である2月14日に、お茶文化に造詣の深い熊倉功夫氏や有馬底氏、神津朝夫氏を招いてのシンポジウムを開催。
【エクスカーション】
「ならまち」で実施されているお茶席や特別展を、観光ボランティアガイドの案内で散策しながら、奈良の文化に深く触れていただくガイドツアーを実施。
シンポジウムについては、
■シンポジウムの概要
【日時】2月14日(金) 午後1時~午後3時
【場所】東大寺総合文化センター 金鐘ホール (300席)
【内容】「奈良の茶の湯 ~日本のおもてなし文化~」
≪第1部 基調講演≫
〇 熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)
≪第2部 パネルディスカッション≫
〇 パネリスト(予定):有馬 底氏 (臨済宗相国寺派管長)
神津 朝夫氏 (帝塚山大学講師)
熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)
短い準備期間に、よく考えたものである。奈良では2月には入込客数が落ち込むので、2月上旬から「なら瑠璃会」が開催される。来年はそれを引き継ぐ格好で「第1回珠光茶会」が開かれ、冬の奈良を盛り上げていこう、という仕掛けだ。「エクスカーション」では、ぜひNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」に、ご用命いただきたいものである。
奈良市観光戦略課はじめご関係者の皆さん、冬の奈良を大いに盛り上げてまいりましょう!
※トップ写真は、同茶会実務委員・藤丸正明さんのFacebookから拝借
※最も詳しい情報は、奈良市のHPに出ている
奈良市は29日、市出身で「わび茶」の祖とされる室町時代の茶人・村田珠光(じゅこう)にちなみ、世界遺産の社寺などを会場にして来年2月に開催する大規模な茶会について、お茶券の電話予約を来月4日から開始すると発表した。社寺などで開催日が異なり、1日に複数の会場で茶会が開かれるため、3種類のお茶券を用意した。
最も高い5千円券は、3席分のお茶席や食事が楽しめるほか、各会場を巡回するバスの乗車券などが付いている。3千円券は、2月14日に東大寺で開かれるお茶席のほか、シンポジウムへの入場などが可能。千円券は、お茶席(1席分)と会場の拝観料が含まれる。
茶会は「第1回珠光茶会」で、2月12~16日、東大寺や春日大社など7社寺や歴史的な町並みが数多く残る「奈良町」などを会場に開催される。社寺では、東大寺の「集会所」や春日大社の「桂昌殿」など、普段は一般公開されていない施設が会場となる。表千家と裏千家、武者小路千家、遠州流の4流派の本格的なお茶が楽しめるほか、シンポジウムなどの関連イベントもある。
実行委員会長を務める東大寺の北河原公敬長老は「全国的に有名なお茶会にしていきたい」、仲川げん市長も「100年を超えるような茶会にしたい」と話している。お茶券は来月18日から、市内のなら100年会館でも窓口販売が始まる。販売は来年2月5日まで。問い合わせは市観光戦略課((電)0742・34・4739)。
この写真は西日本新聞から拝借
茶礼祖・村田珠光のことは以前、なら再発見に詳しく書いたので、こちらをお読みいただきたい。「第1回珠光茶会」のことは奈良市のHPに報道資料が掲載されていて、詳細がよくわかる。引用すると、
■珠光茶会の構成
【お茶席】七社寺、「ならまち」界隈のお茶室で、お茶や点心を実施。
【特別展】「ならまち」にて、お茶道具や、奈良の伝統工芸品、歴史ある貴重な大工道具などを特別展示。
【シンポジウム】
期間の中日である2月14日に、お茶文化に造詣の深い熊倉功夫氏や有馬底氏、神津朝夫氏を招いてのシンポジウムを開催。
【エクスカーション】
「ならまち」で実施されているお茶席や特別展を、観光ボランティアガイドの案内で散策しながら、奈良の文化に深く触れていただくガイドツアーを実施。
シンポジウムについては、
■シンポジウムの概要
【日時】2月14日(金) 午後1時~午後3時
【場所】東大寺総合文化センター 金鐘ホール (300席)
【内容】「奈良の茶の湯 ~日本のおもてなし文化~」
≪第1部 基調講演≫
〇 熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)
≪第2部 パネルディスカッション≫
〇 パネリスト(予定):有馬 底氏 (臨済宗相国寺派管長)
神津 朝夫氏 (帝塚山大学講師)
熊倉 功夫氏 (静岡文化芸術大学学長)
短い準備期間に、よく考えたものである。奈良では2月には入込客数が落ち込むので、2月上旬から「なら瑠璃会」が開催される。来年はそれを引き継ぐ格好で「第1回珠光茶会」が開かれ、冬の奈良を盛り上げていこう、という仕掛けだ。「エクスカーション」では、ぜひNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」に、ご用命いただきたいものである。
奈良市観光戦略課はじめご関係者の皆さん、冬の奈良を大いに盛り上げてまいりましょう!
※トップ写真は、同茶会実務委員・藤丸正明さんのFacebookから拝借