tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

老麺茶屋 豚竹林

2009年10月30日 | グルメガイド
「老麺(ラーメン)茶屋 豚竹林(とんちくりん)」は、JR奈良駅の東口から南へ徒歩3分の旧24号線沿いにある。名前の通り竹林をイメージした店先や店内は、エスニックな雰囲気が漂う。『店主が語る!!奈良のらーめん100選』(エヌ・アイ・プランニング刊)には《子どもからお年寄りまで みんな食べたい本格ラーメン 豚のうまみに野菜の甘味をプラス 当店独特のスープです》とある。
http://r.tabelog.com/nara/A2901/A290101/29001095/

私が注文したのは「とんこつラーメン」600円。メニューには《国産豚骨をじっくり15時間煮込んだ コクと旨みの白湯(パイタン)スープ》とある。バラとモモ、2枚のチャーシューが入っている。トロトロのスープは「天下一品」に少し似ている。麺は中細のストレート麺だ。



私は会社帰りに立ち寄ったのだが、周りを見回すと、ファミリーやカップルが多い。それもそのはずで、ラーメン以外のメニューがとても豊富なのだ。しかもセットで注文すると割安になる。たとえば、らーめん焼めしセット830円、らーめん丼(チャーシュー丼)セット850円、らーめんとから揚げライスセット1000円など。ラーメンはとんこつ、中華そば(清湯スープ)から選ぶ(味噌ラーメンやワンタンめんの場合は50円増し)。

ギョーザも美味しくて、「奈良グルメ図鑑」では「餃子」のところに取り上げられている。そのほか枝豆180円、牛すじうま煮300円、野菜いため480円、串カツ5本盛ライスセット650円など。
http://www.eonet.ne.jp/~nara-gourmet/gyouza.htm

営業時間は平日11:00-翌朝4:00、土曜11:00-翌朝5:00、日曜11:00-翌朝2:00と、とても長い(ただし、セットメニューは22時まで)。駅前なので、居酒屋代わりの「ちょっと一杯」にも使える。ぜひいちど、お訪ねいただきたい。
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こだわり餃子 貘貘(ばくばく)

2009年10月29日 | グルメガイド
『あまから手帖 奈良 うまい店100選』を1ページ目からじっくり読んでいると、以前住んでいたマンション(奈良市大宮町の「東急ドエル 奈良パークビレッジ」)のすぐ北側のお店が紹介されていた。「貘貘(ばくばく)」という難しい名前の店だが、要するに「バクバク」食べられる美味しい餃子の店、ということだそうだ。お店のホームページには《いつも笑顔を包み込む 思わず手が出るバクバクと こだわり餃子ここにあり》という名文句が載っている。
※貘貘の公式ホームページ
http://www.eonet.ne.jp/~bakubaku/index.htm

『うまい店100選』によると《店主の瀬畑信也さんは車関係の仕事をしながら、いつかは飲食店と思い続けてきた方。夫婦で調理師免許を取得し、ホームパーティで腕を練る中、餃子専門店は少ないと食べ歩きを開始》。食べたお店の味をもとに、試行錯誤の末、当店オリジナルの「貘貘餃子」を完成させたという。
※『あまから手帖 奈良 うまい店100選』発刊!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/faee78c2beff79f0a7f020aa330a4fbd



私が訪ねたのはランチタイムだ。お店の前には貘貘定食650円、広島産かきフライ定食760円、ラーめん定食680円、とんかつ定食680円など、いろんなランチメニューがずらり。名物の「貘貘定食」には、貘貘餃子が2人前と、たっぷりのご飯、あっさり味の味噌汁、漬物がセットされている。
http://www.eonet.ne.jp/~bakubaku/lunch.htm

このお店の餃子は、貘貘餃子(単品で280円)のほか、しそ餃子300円、チーズ餃子300円、甘エビ餃子380円など、いろんな餃子がある。貘貘定食(貘貘餃子2人前つき)では、プラス50円で、貘貘餃子2人前のうち1人前分を他の餃子に変更することができる。で、私は甘エビ餃子に変えていただくことにした。それが冒頭の写真である(計700円)。

小ぶりの餃子は薄皮で、貘貘餃子にはたっぷりの野菜が入っている。甘エビ餃子には、1個に1匹の甘エビが入っていて、これは豪華だ。どちらの餃子も、さすがは専門店の味である。街の中華屋で出くわすような、皮が厚く、やたら脂身の多い豚ミンチがたくさん入った餃子とは、全く別の料理のようだ。

餃子のほか、鶏皮ポン380円、粗挽き肉団子680円やワタリガニのチリソース780円などのサイドメニューも充実しているので、夜に訪ねるのも良いだろう。奈良には稀な本格餃子の専門店、ぜひお訪ねいただきたい。
※ぐるなびの同店サイト
http://r.gnavi.co.jp/c167400/
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11/3(火)、第5回「塵塵ダンスワークショップ」が開催されます!

2009年10月27日 | お知らせ
文化の日の11/3(火)、第5回「塵塵(ちりちり)ダンスワークショップ」が開催されます。今回は奈良公園を離れ、奈良県立図書情報館(奈良市大安寺西1丁目1000番地)周辺で開催されます。大安寺西地区連合会、大安寺西地区社会福祉協議会、大安寺西自主防災防犯会の協力により、佐保川を清掃し、そのあと防災炊き出し訓練の一環として、振る舞いカレーが提供されます。
※奈良県立図書情報館のホームページ
http://www.library.pref.nara.jp/index.html

「塵塵ダンス」は、タイ料理店「RAHOTSU(ラホツ)」の山田素子店長が、平城遷都1300年祭で奈良に来られる方をきれいな姿でお迎えするために考案された「お掃除ダンス」です。当日のスケジュールは、

日時:平成21年11月3日(火・祝)8:00~12:00
場所:奈良県立図書情報館・庭園に集合

8:00 開会式
8:25 掃除の説明
8:30 清掃スタート
9:00 「塵塵ダンスワークショップ」スタート
10:00 カレーをいただきます
11:00 閉会式

詳しくは、朝ごはん推進委員会(RAHOTSU内 0742-24-1180)へお問い合わせ下さい。
http://ameblo.jp/chilichilidance/

※Shall we 塵塵(ちりちり)ダンス?(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/dd276cd1c857fd1c63ea5de09a6a7b7f

※10/3(土)、塵塵ダンスワークショップ開催!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/9539767127b825f12b8d91027bf4508d
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Topic 「もてなしボランティア」募集中! 

2009年10月26日 | お知らせ
平城遷都1300年記念事業協会は、平城遷都1300年祭(平城宮跡会場)で活動する「もてなしボランティア」を募集している。同協会のHPによると
http://www.1300.jp/about/news/press/2009/pres091022.html

《「平城遷都1300年祭」の主会場である平城宮跡会場にて、来場された方に快く過ごしていただき、気持ちよくお帰りいただくため、案内業務等をサポートする市民参加による「もてなしボランティア」を募集します。案内所内でのサービス活動や外国語での案内業務、救護所での事務補助、巡回による会場案内等を行っていただきます。参加者には記念品を贈呈し、ユニフォームを支給いたします》。内容を列挙すると

1.活動期間 2010年4月24日(土)~11月7日(日)

2.活動時間 8時30分~17時00分(~18時00分)《2交代制》
【早番】 8時30分~13時00分(4.5時間)
【遅番】12時30分~17時00分(4.5時間)
ただし春季・夏季フェア期間及び4月~8月の土日祝は12時30分~18時00分(5.5時間)

3.活動日数  会期中に5回以上の活動。ただし連続した日程でなくても可能。

4.申込締切  2009年12月25日(金)必着

5.申込方法
「ボランティア参加申込書」に必要事項を記入し、下記の申込先まで郵送・FAXまたは持参にて申し込む。
(1) 申込先
〒630-8113 奈良市法蓮町757番地 奈良県法蓮庁舎2F
(社)平城遷都1300年記念事業協会 会場運営部 運営・交通課
「もてなしボランティア募集」係
(2) 問合せ先
TEL:0742-26-2010 FAX:0742-23-2568 http://www.1300.jp/
受付時間:9:00~17時00分(土日祝を除く)
(3)ボランティア参加申込書(PDF形式)
http://www.1300.jp/information/documents/moshikomi.pdf
(4)その他
18歳以上の場合はホームページからも申し込める。専用入力フォームはこちら。
http://www.nara-download.jp/form.php?6AU4uQJt
※「もてなしボランティア」の詳細は、チラシに出ている(PDF形式)。
http://www.1300.jp/information/documents/bosyu_1.pdf

「平城宮跡探訪ツアー」で観光客を案内する「ツアーガイドボランティア」には、千葉県や岡山県在住の奈良ファンの方も参加を希望され、現在、研修を受講されている。
※ツアーガイドボランティア候補者研修(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/43f42f984647732c96037a4c529bdada#comment-list

こちらの「もてなしボランティア」は、会場案内・迷子サービスや駐輪場整理など、特に予備知識がなくても協力できる日常業務なので、まさに地元民の出番である。ぜひ、多くの方にご協力いただきたい。
コメント (5)
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博多長浜ラーメン ひで常

2009年10月25日 | グルメガイド
「博多長浜ラーメン ひで常」(奈良市西九条3-6-12)という美味しい店があるとは、ずいぶん前から聞かされていた。グルメ本では、04年10月刊の『店主が語る!! 奈良のらーめん100選』(エヌ・アイ・プランニング刊)にも、08年12月刊の『怒濤の100杯! 奈良のらーめん道』(同)にも載っていたし、そのうち『あまから手帖 奈良うまい店100選』(クリエテ関西刊)にも登場した。
※参考:『あまから手帖 奈良 うまい店100選』発刊! (当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/faee78c2beff79f0a7f020aa330a4fbd

先週の火曜日(10/20)は公休(人間ドック)だったので、ドック終了後のお昼に訪ねてみた。場所は、国道24号線(24号バイパス)・大和ハウスの「ロイヤルホームセンター」の裏(南に隣接した道を東に入る)である。店の前に、4台ほどの駐車場がある。
http://r.tabelog.com/nara/A2902/A290202/29000072/

ひで常は『店主が語る!! 奈良のらーめん100選』で、巻頭特集「読者が選んだあの人この麺10選」(読者アンケート等による人気店)に選ばれている。ちなみに他の9店は、梅光軒、華山、無鉄砲、来来亭、喜多来、彩華ラーメン、豚菜館、はじめ、マルサカラーメンであった。



『怒濤の100杯! 奈良のらーめん道』の紹介文によると《「ひで常」は、身も心もあったかくしてくれる地域密着型のラーメン店。明太子は本家博多から直送のものを使用。本場の味を知っているご主人が作る納得の1杯は、一度食べたら必ずハマること間違いなし。その証拠に今や関西圏外からも、この味を求めてやって来るほどの人気ぶり》とある。で、やはり明太子ラーメンを注文することにした。

ラーメンは600円、明太子ラーメンとチャーシューメンは900円、替え玉は130円だ。平日にはサービスランチがあって、これだとAランチ800円(ラーメン+高菜おにぎり)、Bランチ800円(ラーメン+ご飯+鶏の唐揚げ)、Cランチ850円(ラーメン+半チャーハン)。明太子ラーメンに、いつものようにご飯(180円)を付けようと思った(1080円)が、よく見るとランチに300円アップで、明太子ラーメンやチャーシューメンにできる、とある。で、Bランチのラーメンを明太子ラーメンにしてもらった(1100円)。麺の硬さも「バリカタ~ヤワ」まで選べるそうだが、私は「普通」だ。



明太子ラーメンを見て驚いた。博多「ふくや」の明太子が、大きなチャーシューの上にまるまる1腹載っている。これはおトクだ。明太子を少しスープに溶かしていただくと、今まで食べたことのない新鮮な美味しさだった。しかし、これではもったいないので、ご飯に載せていただくことにした。ご主人(冨安敏昭さん)が「高菜を入れても美味しいよ。でも辛いから気をつけて」とおっしゃるので、ほんの少し入れてみた。これはうまい、しかし超辛い。ピンセットでつまみたいくらいだ。

ひで常のスープは、豚骨スープではあるが、ドロドロ・こってりしていないし、臭みもない。あっさり味のスープだ。「博多一風堂」とも「しばらく」(「浪速麺だらけ」にあった)とも「京都 長浜ラーメンみよし」とも違う。「これだと、子供さんからお年寄りまで、美味しく食べてもらえるからね」とご主人。「遠方のお客さんも来てくれます」と奥さん(冨安悦子さん)。何度も通って食べたくなる味だ。



ふと、日経新聞で読んだコラム(の枕)を思い出した。《ラーメンの食べ歩きが好きな友人が、昨今の味の潮流を嘆いていた。どの店も塩分や油や調味料が強くなりすぎて、本来のスープのうまみが感じられなくなった。舌先の印象を競うあまり、濃い味に向かって一直線に走っているようだ。人は誰でも違う味、新しい味を求める。しょうゆ、みそ、塩という型にはまったメニューでは、ほかの店と違いは出せない。まず考えるのが味の強さだろう。「ガツン」「ドカン」といった宣伝文句とともに目新しい味が次々と登場する。「食べた」という、その場の達成感は高まるが、人気が続くとは限らない》(「春秋」日本経済新聞 9/15付)。

確かにひで常のスープには「ガツン」も「ドカン」もないが、その代わりに「じんわり」「しみじみ」があって、後を引く。59歳まで建築業に従事されていたご主人は、故郷の博多に通い詰めて本場の長浜ラーメンを再現されたという。麺も高菜も、博多から取り寄せておられる。

うっかり、先にぱくぱくとご飯と明太子を食べてしまうと、ご主人が「ご飯、お代わりしようか」と声をかけて下さった。それは丁重にお断りして、麺とスープをじっくり味わった。ああ、美味しい。これはぜひ、次回の「奈良のラーメンベスト10」に入れなければ…。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/93c381e5dd5488e3a45dcf7d71462e4a

ひで常は、最初は場所が分かりにくいが、いったん道を覚えてしまうと、車で簡単に行ける。せひいちどお訪ねいただきたい。
http://naranara813.blog118.fc2.com/blog-entry-79.html

※お知らせ
日曜から木曜まで(10/25~10/29)、休暇を取って旅行に行きます。この間は、ブログ記事は更新(予約機能により)しますが、コメントの返信は難しいと思います。悪しからず。
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