tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

「夢屋」再訪

2008年11月30日 | グルメガイド
11/21(金)大阪へ出張した折、お昼に「手打ち蕎麦 夢屋」」(大阪市中央区北新町)に立ち寄った。10/17に一度お邪魔しているので、これが二回目である。
※手打ち蕎麦 夢屋(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/d0ef6b53225909ade0b6c57d35cea562

早くもコートのいる季節となっていたので、今回は、かけそばに鶏そぼろ丼のついた「とりそぼろ定食」(980円)を注文した。丼は、結構ボリュームがある。かけそばは、麺はもちろん、化学調味料を一切使わないツユは、昆布と鰹のダシがよく出ていて、とても美味しい。そば通は冬でも冷たいそばを食べるそうだが、こういう肌寒い日には、丼をいただきながら熱いそばツユを吸うのがピッタリくる。

忙しいお仕事の合間を縫って、ご主人が奥から出てきて下さった。「“店主のウンチク五十”はまだですか」とお聞きすると、「いやー、なかなか忙しくて…」ということだった。割り箸の話(四九)の次は、ぜひ林業や「木(き)づかい」の話などを読みたいものだ。

その6日後の11/27(木)、奈良市役所で開かれた「第9回 奈良市緑の基本計画市民懇話会」で、いつもご一緒させていただいている村上清二郎さん(NPO法人ガーデンネット理事長)から、「これが、夢屋さんのそば畑ですよ」と2枚の写真を見せていただいた。それをデータで送っていただいたのが、以下の画像である。

なおNPO法人ガーデンネットは、《奈良県内に住む人々の環境意識の高まりと環境教育に資するとともに良好な都市環境の創出に寄与する》ことをねらい、《都市公園の設計や施工や管理の関係者及び林業や農業経験者の専門的技術、経験及び知恵を生かした様々な活動》を展開されている。
※同NPOの紹介サイト
http://www.nvn.pref.nara.jp/npo/index.php?id=2470


(撮影は08年秋)

柳生の里(奈良市)で彼岸花の写真を撮られた際に、偶然発見されたのだという。奥の建物は、大柳生小学校だ。当ブログを見られ、私が夢屋さんにお邪魔したことを知り、わざわざこれらの写真を持ってきて下さったのである。思わぬところでご縁があるものだ。早速、夢屋のご主人にお知らせしなければ。


(撮影は06年秋)

夢屋では念願の温かいそばと鶏そぼろ丼をいただいたので、心残りは「蕎麦鍋」(3200円・要予約で2人前~)のみとなった。早く有志を見つけなければ…。
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「鹿男あをによし」の再放送

2008年11月29日 | 鹿男あをによし
12/3(水)から、関西テレビで「鹿男あをによし」の再放送が始まるそうだ。当ブログ常連コメンテーターの南都さんから教えていただいた。《最近は再放送のサイクルが短くなってきました。関東では先週からですが関西では12/3水曜午後から再放送開始のようです》という。
※関テレの番組表(昼間に集中して再放送されるので、ご注意を)
http://www.ktv.co.jp/timetable/

もうお忘れの方のために、Wikipediaからストーリーを拾うと《9月、「おれ」はひょんなことから大学の教授に勧められ、2学期の間限定で奈良の女子高の教師になる。しかし、生徒にからかわれたり、無視されたりとコミュニケーションが取れず、途方に暮れる》。小説で名前のなかった「おれ」は、ドラマでは小川孝信先生(玉木宏)と名付けられた。

《そうして迎えた10月。奈良公園の大仏殿にいた「おれ」の前に突如鹿が現れ、人間の言葉で話しかけてきたのだ。実はその鹿は1800年前から人間を守りつづけてきた存在で、60年に1度行われる「鎮めの儀式」で用いる目を運ぶ役(「運び番」)に「おれ」を任命する。目は人間界で「サンカク」と呼ばれ、狐の「使い番」を任せられた女性から渡されると話す鹿であったが、「おれ」は「使い番」に気づかず、挙句に違うものを渡された。鹿は「目を鼠に奪われた」と言い、わけが分からない「おれ」に印をつけ、「おれ」の顔を鹿にしてしまう。そして鹿は「目を取り戻さないと日本が滅びる」と警告するのであった。ちょうど同じころ、東では火山性微動が続き、富士山が噴火する兆候にあった》。

《一方、勤務する高校では年に一度のスポーツイベントである姉妹校との交流戦「大和杯(やまとはい)」が行われようとしていた。そして「おれ」はその優勝プレートが「サンカク」と呼ばれていることを聞く。剣道部の顧問になった「おれ」は、そのプレートこそ、鹿が言っていた目であると考え、人類を危機から救うために目を取り戻そうと優勝を目指すのだが…》。

原作の小説は《2007年4月10日に幻冬舎より刊行され、2007年夏には第137回直木賞候補にもなった。さらに2008年1月には「2008年本屋大賞」の10作品にノミネートされた。発行部数は当初7万部と発表されていたが、ドラマ化の影響もあり、2008年2月現在では18万部を突破した》。

一方ドラマは《2008年1月17日から3月20日までフジテレビ系で毎週木曜22:00~22:54に、玉木宏主演の連続テレビドラマとして放送された》《キャッチコピーは「神は使いに、鹿を選んだ。」》。
※Wikipedia「鹿男あをによし」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E7%94%B7%E3%81%82%E3%82%92%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%97

ドラマが放送されると、奈良県下では「鹿男ブーム」がわき起こり、ホテル日航奈良や奈良県庁が、競って「ロケ地マップ」を作った。秋の「はじまりは正倉院展」スタンプラリーでも、ドラマのロケ地コースが設定されていた。
http://stamprally.seesaa.net/article/108567179.html

当ブログ常連コメンテーターの金田さん(魚佐旅館ご主人)は、蔵武Sさんたちの協力を得て詳細な「ロケ情報」を作られた。これほど詳しい情報は、見たことがない。
※金田さん制作のロケ情報(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b4c4e0e02c5e97025b0bd275b1a027af

奈良が最も賑わう正倉院展の季節が終わり、紅葉も今年はそろそろ見納めが近づいている。このタイミングで、関東と関西で集中的に再放送が流されることで、また奈良にお客が戻ってくることも期待される。

奈良の旅館では、鍋料理が出てくる時季になった。今のところ、昼間はあまり寒くないので、観光するにはちょうど良い。ぜひ奈良をお訪ねいただき、お泊まりいただきたい。

※冒頭の画像は、「鹿男あをによし」の公式(無料)壁紙。ご希望の方はこちらからどうぞ。
http://www.fujitv.co.jp/awoniyoshi/sp_wall/
コメント (6)
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地域づくり支援機構シンポジウム

2008年11月27日 | 奈良にこだわる
地域づくり支援機構(NAED:ナード)という団体がある。代表者(理事長)は、奈良県立大学教授の村田武一郎氏だ。HPによれば《豊富な知識・ノウハウ・人的ネットワークをもつ「盛年」層が中心となり、奈良県各地域における地域づくりを支援する団体です》。
http://naed.web.fc2.com/

《全国各地域において、地域活力の低下が顕著であり、特に、奈良の各地域は、長期低迷状況にあります》《各地域においては、その実践を指導・支援する人材が不足しています。このため、豊富な知識・ノウハウ・人的ネットワークをもつ「盛年」層を中心に、各地域の地域づくりを支援する体制を整えていくこととします。このことは、「盛年」層の地域貢献・社会再参画を支援することにもつながります》とある。

11/15(土)、NAEDが主催する「地域づくり支援機構シンポジウム」が奈良2010年塾(旧むれしか荘・奈良市法蓮佐保山)で開かれた。テーマは「奈良の地域づくり―地域プランナー・コーディネータの役割」だ。
http://naed.web.fc2.com/synpo1.pdf



募集のチラシによれば《地域プランナーや地域コーディネータが全国的に不足しており、各地域において、このような地域づくり支援人材が求められています。このシンポジウムでは、地域づくりの現場における地域プランナー・コーディネータの役割に焦点をあてて議論します。地域の将来を拓くことに興味をお持ちの方は、ぜひ、ご参加ください》とある。当日のプログラムは、

Ⅰ.問題提起:地域の時代を拓く「ひと」の役割
  -地域プランナー・コーディネータ論 村田 武一郎 奈良県立大学教授

Ⅱ.事例研究
1:山添むらづくり協議会-農村民泊と交流のむらづくり
 プレゼンテータ 奥谷 和夫 山添むらづくり協議会会長
 コメンテータ 林 信夫 平城遷都1300年記念事業協会広域連携プロデューサー
2:高取土佐街-町家のひなめぐり
 プレゼンテータ 野村 幸治 高取土佐街なみ天の川計画実行委員会代表
 コメンテータ 村田 武一郎 奈良県立大学教授
3:奈良県東部地域における工房街道づくり
 プレゼンテータ 大森 淳平 奈良のむらづくり協議会研究員
 コメンテータ 林 信夫 平城遷都1300年記念事業協会広域連携プロデューサー

Ⅲ.総合討論:奈良の地域づくり-地域プランナー・コーディネータの役割
 パネリスト 奥谷 和夫 山添むらづくり協議会会長
 野村 幸治 高取土佐街なみ天の川計画実行委員会代表
 大森 淳平 奈良のむらづくり協議会研究員
 林 信夫 平城遷都1300年記念事業協会広域連携プロデューサー
 コーディネータ 村田 武一郎 奈良県立大学教授

Ⅳ.地域プランナー・コーディネータ交流会

という盛りだくさんなものだった。途中には「地域プランナー・コーディネータ認定証授与式」も行われ、11人が認証を受けていた。印象に残った話をピックアップすると、


地域プランナー・コーディネータ認定証授与式

・村田氏 奈良は同じ映画ばかりを上映する映画館のようなもの。だからピーク時4100万人の来県客が3500万人にまで落ちた。地域づくりに大切なのは「走り出すバカ」「プランナー」「コーディネーター」の3者。野村幸治さんは、それを1人でやっておられる。
※奈良のむらづくり協議会の公式ホームページ
http://www.naranomura.jp/


村田 武一郎氏
(奈良県立大学教授、奈良のむらづくり協議会代表幹事)

・奥谷氏 山添村には何もないと思っていたが、村内には史跡も多いし、観光客を泊められる立派な家が多い(100人分の食器が揃っている)。マスコミなどで紹介されると、村民の意識が変わった。
※山添むらづくり協議会のホームページ
http://www1.kcn.ne.jp/~k-okutan/mrazukuri.html


奥谷 和夫氏(山添むらづくり協議会会長)

・野村氏 愛読書は司馬遼太郎。特に『坂の上の雲』は9回読み返した。地域づくり活動もビジネスと同じで、目的を定め、現状分析し、戦略・戦術を立てて実行する(リーダーにはビジネス感覚が必要)。正確なデータの把握(来訪者数、天候・気温など)も大切だ。観光客が来ることで、町のお年寄りが活気づいた。
※高取町観光ボランティアガイドの会のホームページ
http://www.takatori-guide.net/


野村 幸治氏(高取土佐街なみ天の川計画実行委員会代表、
高取町観光ボランティアガイドの会事務局長)

・大森氏 奈良の神秘性、自然環境に着目し、県下各地の工房をつなぐ活動をしている。調整は大変だが(事務局の負荷は高い)。工房を構える人には定住を勧めている。木材でも、素材に負荷価値をつければ5倍で売れる。奈良は素材をそのまま売るから儲からない。


大森 淳平氏
(奈良のむらづくり協議会研究員、有限会社OM環境計画研究所所長)

タイミング良く大森氏へのインタビュー記事が、奈良日日新聞「人・ひと」欄(11/27付)に掲載されていた。奈良のむらづくり協議会の《事務局を支える大森さんは、大阪大学で都市計画を学び、コンサルティング会社に就職。開発ばかり手掛けるのが嫌になり、資源を見直して町おこしをしていきたいと独立。「都市計画の下、道路は造られるが、そこに住民の意思がないことに疑問を感じた。今あるものを活用しながら、地域づくりのコンサルを目指したい」と、コーディネートや調査などを行っている。地域同士をつなぎ、大仏や神社仏閣だけの看板観光ではなく、体験型の新しい観光プランの戦略に余念がない》とある。

なお大森氏のOM環境計画研究所が発行する村田武一郎編著『地域の時代を創る―地域発展と「ひと」の役割―』(1429円)は、とても参考になる(HPから直接申し込む)。

・林氏 漫才作家の秋田実氏は、テレビ放送の際におカネ(著作権の使用料)を取らなかった。それは美談ではあるが、後に続く者たちが大変苦労した。ロマンとソロバンの両方が必要だ。


交流会で挨拶される林 信夫氏
(平城遷都1300年記念事業協会広域連携プロデューサー)

交流会では、当日の発表者たちに直接質問もでき、とても有意義なものだった。

奈良県下各地では、規模は小さいが、さまざまな地域づくり運動が起こっている。なかにはノウハウが不足していて、1回限りで立ち消えになるイベントもある。

NAEDで認定された地域プランナー・地域コーディネータや、奈良2010年塾の卒塾生たちがこれらをサポートして磨き上げ、キラリと輝く「0.1カラットのダイヤモンド」に仕立て上げていただくことを期待している。
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正暦寺の紅葉

2008年11月25日 | 写真
先週(11/17)、奈良公園の紅葉のことを当ブログで紹介したところ、たくさんのアクセスをいただいた。ブログを見て、実際に見物に訪れた人もおられたようだ。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/d06a78cb80c23e21a29b249b3eee91bd

その後「朝廣佳子の編集長blog」や「奈良 智林堂書店」など、当地の人気ブログも、奈良公園の紅葉を紹介された。
※朝廣佳子の編集長blog
http://www.narakko.com/blog-asahiro/2008/11/post_25.html
※奈良 智林堂書店(店長代理さんのブログ)
http://chirindo.exblog.jp/8951118/

今回は趣向を変え、同じ奈良市内のNo1.紅葉スポット・正暦寺(しょうりゃくじ)を紹介しようと、3連休中の日曜日(11/23)に訪ねてみた。



正暦寺とはやや分かりにくい(説明しにくい)名前だが、正暦3年(992年)に建立された寺である。同寺のHPによると、

《一条天皇の勅命を受けて兼俊僧正(九条兼家の子)が創建、龍華樹院とも称します。創建当初は、堂塔・伽藍を中心に八十六坊渓流をはさんで建ち並び、勅願寺としての威容壮麗を誇っていたといいます。ところが、1180(治承4)年、平重衡の南都焼き討ちの際、その類焼を受け、全山全焼、寺領は没収され一時は廃墟と化しました。その後、1218(建保6)年、興福寺一乗院大乗院住職信円僧正(関白藤原忠通の子)が、法相宗の学問所として再興、昔に勝る隆盛を極めました》。



この寺は「清酒発祥の地」としても知られている。境内の仮設テントでは、古来の製法による日本酒も売られていた。《寺院での酒造りは禁止されていましたが、神仏習合の形態をとる中で、鎮守や天部の仏へ献上するお酒として、荘園からあがる米を用いて寺院で自家製造されていました》。

《当時の正暦寺では、仕込みを3回に分けて行う「三段仕込み」や麹と掛米の両方に白米を使用する「諸白(もろはく)造り」、酒母の原型である「菩提酛(ぼだいもと)造り」、さらには腐敗を防ぐための火入れ作業行うなど、近代醸造法の基礎となる酒造技術が確立されていました》。


福寿院の白い塀(塀の向こうは見事な庭園だ)

《正暦寺での酒造技術は非常に高く、天下第一と評される「南都諸白(なんともろはく)」に受け継がれました。そしてこの「諸白」こそが、現代において行われている清酒製法の祖とされています。このことから、現在の清酒造りの原点を正暦寺に求めることができます。以上のような歴史的背景は、正暦寺が日本清酒発祥の地であると言われる所以であります》。
http://www.asahi-net.or.jp/~id9s-mti/shouryakuji/


本堂下の墓石群

さて、その紅葉であるが、ご覧の通り素晴らしいものである。地球温暖化の影響か、近年は色づきの悪い年もあったが、今年の奈良は10月に入ってから朝夕の冷え込みが厳しかったおかげで、今年は「紅葉の当たり年」となった。


本堂の石垣(冒頭の写真は、この手前の参道)


本堂脇


裏山に至る道(駐車場の上)


菩提山川(ぼだいせんがわ)の畔


同 上

さすがに「錦の里」の面目躍如たるものがある。奈良市と天理市の市境に近いところにあって、交通は不便だが、マイカーは(特に休日は)避けるべきだ。私は早起きして午前8時半までに着いたので、何とか駐車場に入れたが、帰る頃(11時ごろ)には大渋滞が起きていた。その点、奈良交通のバスは優先的に通行できるので、おススメである。

最近、自家栽培野菜の料理で人気を集めている清澄の里「粟」は、お寺のひとつ手前の村落にあるので、ここを訪ねるのも良い(要予約)。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/27e83540ac302421b850b5c871917f7d

川や池の畔は水蒸気が発生するので、紅葉が長く続くそうだ。3連休の終わった今週が紅葉の最盛期となろう。のんびり1日、「錦の里」の秋を満喫していただきたい。
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第2回 食の商談会

2008年11月23日 | グルメガイド
11/21(金)、地元銀行が主催する「第2回 食の商談会」がマイドームおおさかで開かれた。初回は1/29に大阪国際交流センター(天王寺区上本町)で行われたが、今回は場所も規模も拡大されている。
※第1回の様子(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/04fc5cf7a19d983235a5f6f85796da3c
※主催者作成のパンフレット(第2回)
http://www.nantokanko.jp/shoku2008.html



商談会のニュースリリースによると《地場産品の生産者と国内の流通事業者とのビジネスマッチングの場を提供することにより地場産品・食材の販売促進をめざすもので、近畿地区の地銀としては唯一、当行が実施しています。第1回の商談会 (20年1月29日)では547件の商談が行われ、73件の成約がありました》。



《会場内の『展示ブース』では65社の出展業者(売り手企業)による商品PRや来場者の方とのフリーな商談が行われるほか、『商談ブース』では食材調達希望のある仕入業者(買い手企業)23社が事前予約に基づき個別の商談を行います》《また奈良県や大阪府など8機関のご協力により、大和肉鶏(やまとにくどり)、大和牛(やまとうし)、大阪産(おおさかもん)などの地域ブランドのPRもあわせて行われます》。
http://www.nantobank.co.jp/news/081104.htm









これは垂涎(すいぜん)ものだ。大和牛のステーキとたたき、大和なでしこ卵(らん)の温泉卵、大和肉鶏の炭火焼・燻製(くんせい)、サラダ茄子の漬物(冒頭の写真)、マナの漬物(大和野菜)などが試食できた。



感心したのが、大和牛、大和肉鶏、ヤマトポークの奈良特産品セットだ。希望に応じてギフト用に組み合わせができる。写真手前の3点セット(大和三昧)は、焼肉にピッタリだ。





前回も出展されていた(株)植嶋は、ユニークな企画のお菓子やおつまみを並べ、製麺大手の大徳食品(株)は、今回も地産地消商品として「奈良うどん」を展示されていた。奈良県文化会館の軽食堂で何度かいただいたが、モチモチして、とても美味しいうどんである。真っ白なオーストラリア産と違い、やや黄色みがかっているところが目印だ。









(株)オーカワは、蒟蒻ラーメン、蒟蒻ステーキなどのユニークな商品が出展されていて、これはメタボ対策にピッタリだ。(株)黒川本家の吉野本葛を使った製品は、さる一流ホテルにも納入されているという。(株)ゆば平の飾り葉はとてもきれいで、紅葉した柿の葉で包んだ柿の葉寿司は、秋の行楽にもってこいだ。大和菌学研究所のハナビラタケ(免疫力を高めるβグルガンが豊富)は、そうめんにも練り込まれていた。



こんな面白い展示が65社分もあるので、ごく一部しか紹介できないのが残念だ。奈良県下企業に限っても、本当にたくさんの食材・食品があるのだ。「奈良にうまいものあり」が実感できた商談会であった。受付嬢の皆さん、ご案内どうも有り難う。
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