tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

2024年 ヘルスチェック

2024年12月31日 | 日々是雑感
2024年も、今日でおしまい。私にとって今年は、実にいろんなことが起きた年だった。特に71歳ともなると、健康面での不安が増える。今年に経験した健康面での出来事を紹介する。
※トップ写真は、フリー素材サイト「ぱくたそ」から拝借した

教訓 1.健康診断は必ず受け、異常値が出ればお医者さんへ(1月 同僚が突然死)
会社の同僚で、奈良まほろばソムリエの会の理事を長年、務めていた男がいた。私より3歳下で、死亡時は67歳だった。生涯独身だったので注意する人もおらず、「食べたいだけ食べて、飲みたいだけ飲む。運動はしない」という生活だった。肥満体で、血糖値が異常に高く、糖尿病で入院したこともあった(晩年のHbA1cは、9.0%を超えていた)。血圧も相当高い。それなのに市町村の「特定健康診査」には、行っていなかった。

「そんな生活をしていると、早死にするぞ。検査を受けて、異常値が出れば、お医者さんに診てもらわないと」と何度も言ったが、全く聞き入れられなかった。それで晩年は腸炎や肺炎で入退院を繰り返していた。結局、「心筋梗塞」(心臓が酸素不足になり壊死)で孤独死した。「もっと何か、してあげられなかっただろうか」と思うこともあるが、大の大人に、あれ以上言うことはできなかったと思う。

教訓 2.下半身のケガは、直りにくい(10月 すり傷が全治3ヵ月!)
10月、夜中にトイレで起きたとき、タンスの角で左足首の外側をすりむいた。ほんのかすり傷だったので、市販のガーゼ付き絆創膏を貼って放っていたが、なかなか直らない。それどころか、2週間ほどすると周囲が腫れて、ズキズキ傷むようになってきた。「これはいかん!」とあわてて整形外科に行くと、「雑菌が入って化膿していますね、もう少し早く来ないといけませんよ」と言われ以来、週2回のペースで通うようになった。傷口は知らない間に大きく、深くなっていた。

しかし、なかなか直らない。「トシのせいかな」と思い、看護婦さんに「なかなか治りません」と愚痴をこぼすと、「下半身は血液の循環が悪いので、治りにくいのです。決してトシのせいではありませんよ」と言われてしまった。質問の意図を見透かされていたのだった。結局、今も治りきらず、年末年始の休診日にも2回ほど、特別に治療(消毒)してもらえることになった。O先生、ありがとうございます。

教訓 3.ヒートショックにご注意を(12月 75歳女性が倒れ、生まれて初めて救急車を呼ぶ)
今冬はとても寒いので、「ヒートショックに注意して下さい」という呼びかけをよく聞く。要は、周囲の気温の極端な乱高下で、血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こるということである。

12月中旬の寒い夜、奈良市内某所で会議をした(事前の打ち合わせを加えて約3時間)。午後8時に会議が終わり、温かい部屋から突風の吹く屋外に出た。私はあまりの寒さに、毛糸の帽子を頭からすっぽりかぶった。5分程歩いて電車に乗ると、携帯に電話があった。同行していた75歳の女性が、道路で崩れるように(ヘナヘナとなって)倒れたという。

幸い、電車の出発前だったので、私は「すぐ行きます」と言ってかけつけた。女性は、同行していた女性の車の後部座席に、横たわっていた。意識はあったが、「吐き気がする」とのことだったので、これはいかんと、救急車を呼んだ。すぐに病院に運ばれて検査をしたところ、「異常なし」とのことで、娘さんに付き添われて、その日のうちに自宅に帰られた(今はピンピンしている)。

これはやはり状況から見て、ヒートショックということだろう。この経験を踏まえ、私は自宅の暖房温度を上げ、風呂場も、早くからお湯を張って温めてから入ることにしている(なお女優の中山美穂さんは、54歳という年齢からすると、ヒートショックではなく、深い眠りなどによる溺死と言われている)。

教訓 4.隔日禁酒で、肝臓が蘇った!(8月~11月)
悪い話ばかり続いたので、最後に良い話を。8月の特定健康診査で、「肝機能の数値が悪い」と言われた。51未満が正常値といわれる「γ-GTP」の数値が、645になったのである。それまでも200~300ほどで「数値が高いです」と言われ続けてきたが、600を超えるとは、さすがにこれはひどい。「3ヵ月後に再検査しますので、それまで、お酒を減らして検査に臨んで下さい」とのことだった。

しかし「お酒は飲むが、飲む量を減らす」というのは、至難のワザである。つい自分に甘くなって、「もう少し、もう少し」となって結局量が減らない、ということになる。それで妙案を思いついた。隔日で、休肝日を設けるのである。これだと確実に酒量は半分になる。

試しに1週間、続けてみたところ、これならできそうだった。そこで3ヵ月間、続けたところ、γ-GTPは173に激減(!)したのである。これは私も、お医者さんも驚いた。しかし、まだ基準値をオーバーしている。「来年3月にもう一度、血液検査をします。それまで、隔日禁酒を続けてください」ということになった。

隔日禁酒のおかげで、少量のお酒でも酔えるようになり、酒量は半分以下になった。お酒に支払っていたおカネは浮くし、胃腸の調子も良い。夕食後の時間も、有効に使える(プラス5時間)。とりあえず3月までこれを続け、結果はまたお知らせすることにしたい。

皆さん、来年も健康第一で過ごしましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレーを愛しカレーに愛された男(葛城市東室)の絶品!期間限定「ゆずカレー」

2024年12月30日 | グルメガイド
御所市にお住まいのFさん(会社の先輩)のご案内で、植田定信さん冨田清義さんを訪ねた日(2024.12.26)のランチタイム、「カレーを愛しカレーに愛された男(仮)」(葛城市東室207-1 南棟2号)にお邪魔した。何だかこの日は「鶴瓶の家族に乾杯」のような1日となった。
※トップ写真は、ユズの時期のみ限定の「ゆずカレー」1,050円(税込み。950+大盛り100)



Fさんは、Facebook「奈良の秘密教えてちょ!誰も知らない自分の秘密の奈良をどんどん教えてください!《公式》」で、この店を知ったということだった。そこではAさんという女性が、このように紹介されていた。



【カレーを愛しカレーに愛された男(仮)】
新庄の「どうとんぼり神座(かむくら)」ラーメンの向かいにある「カレーを愛しカレーに愛された男」に行ってきました!



先日もこちらのお店を投稿したのですが、新作の【ゆずカレー】を食べてめちゃくちゃおいしかったので、みなさまにも美味しいのをシェアしたくて書き込ませていただきました。フレッシュなゆずが、ここのカレーとめちゃくちゃ合う!期間限定だそうです。
Instagram: carayyarou



住所: 奈良県葛城市東室207-1 南棟2号室
営業時間: 11:00-22:00
定休日: 水曜日
駐車場: 有 新庄プラザ集合駐車場 インスタにわかりやすいの載っています




カウンター8席だけのお店で、店長が1人でお店を切り盛りされている。ご店主は、トラック運転手から転職されたそうだ。店内の貼り紙に「インドで10年間修業した設定です」とあったので、「本当に10年間も修行されたのですか?」とお聞きすると、「いえ、ジョークです」。



まあ「10年間修業したほどのカレーを出しています」ということなのだろう。店名に(仮)とあるのもお聞きしたところ、「いつか外すつもりが、そのままになっています」とのことだった。



でき上がったカレーライスのカレー(汁)の上から、ユズをおろし金ですり下ろして出来上がり。ユズの香りが立って、これはおいしい!



ジョークの多いお店だが、カレーは真剣勝負で作られている。カウンターに辛味スパイスが置いてあり、これで辛さも調整できる(カレーは中甘口)。隣に座った若い男性は、カレーが真っ赤に染まるほど、辛味スパイスをかけていた(私も少しかけた)。

ゆずカレー以外にも、店長おすすめの「オニオンリングカレー」(950円)や「ロースカツカレー」(1,100円)などもある。年末年始の営業は存じ上げないが、皆さん、ぜひお訪ねください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「御所まち愛」あふれる 冨田清義さん(御所市本町)

2024年12月29日 | 奈良にこだわる
昨日(2024.12.28)、当ブログで「クラフト工房シックパパ」代表の植田定信さんを紹介したが、植田さんの仕事場のすぐ近くに、冨田清義さんのご自宅がある(御所市本町)。「ちょっと立ち寄りませんか?」とFさん(御所市在住で、私の会社の先輩)に連れられ、ご自宅へ向かった。冨田さんは、御所市本町の自治会長さんである。
※トップ写真は、冨田清義さん(御所市本町・自治会長)


この写真は、読売新聞の記事サイトから拝借(2024.11.10 付)

いつの間にか、道路(本町通りと西町筋)がカラー舗装されていて、驚いた。〈透水性のあるアスファルト舗装の上に、石畳のように土色のブロックを敷き詰める工法。ブロックは濃淡3色あり、ランダムに並べて変化を付けている。ブロックを外すと水道などの工事をしても再び元に戻せるため、維持管理がしやすいとして採用されたという〉(読売新聞奈良版 2024.11.10 付)。







ご自宅の前を通りかかると、突然、冨田さんが現われた。「ああ、いつも奈良テレビでお顔を拝見していますよ」、これには私も驚いた。冨田さんは寅年生まれの74歳だそうだが、とても若々しい。ま新しいモダンなお家の前に広い庭があり、大理石のテーブルや椅子が設置してあって、スターバックスのテラス席のようになっている。



驚いたのは、「本町 万博感謝祭 会場 ポケットパーク(公園予定地)」のサイネージ(看板)である。



大阪・関西万博を盛り上げるため、万博がスタートする2025年4月13日(日)、冨田さんのご自宅のお向かい(近隣公園の予定地)で、オール100円のマルシェが行われるのだという(ただし、大人はお1人1品限り。中学生以下の小人はリンゴ飴が無料。いずれも数量限定)。



冨田さんの企画だそうで、これはスゴい!「よ~いドン!」(カンテレ)の「となりの人間国宝さん」に、推薦したいほどである。



万博にジオラマを出店される植田さんといい、冨田さんといい、御所まちでは静かな万博ブームが起きているようだ。冨田さん、ぜひ万博と御所まちを盛り上げてください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植田定信さん(クラフト工房シックパパ代表)のお見事!ドールハウス&ジオラマ

2024年12月28日 | 奈良にこだわる
御所まちで、面白い人にお目にかかった(2024.12.26)。クラフト工房シックパパ代表の植田定信さんである。植田さんはドールハウス(家などの模型)作家で、Youtuber でもある。Youtubeでのハンドルネームは、シック・スカート(=牛ハラミ肉)。もと大手焼肉チェーンに勤務されていて、ハラミ肉を切っていたとき、この名前を思いついたそうだ。
※写真は全て、植田定信さんの仕事場で撮影(2024.12.26)


制作中のジオラマ。葛城山のロープウェイ乗場から、山頂まで


山頂から少し降りたところの「自然ツツジ園」


ツツジ。これから1本1本、差し込んでいく


こちらはシャクナゲの幹と枝

御所市にお住まいのFさん(会社の先輩)のご案内で、植田さんの仕事場(御所市本町)にお邪魔した。仕事場には、制作中のジオラマが、デンと置かれていた。葛城山のジオラマで、市からの依頼で制作されているそうだ。



大阪・関西万博の会場(多目的エリア)で、25年4月15日(火)~18日(金)までの4日間の期間限定で公開されるという。なお現在、ジオラマ制作の協力者を募集中だそうだ(お問い合わせは、御所市観光振興課 0745-62-3001)。クラフト工房シックパパの公式HPには、

ドールハウス&ミニチュア作家 シック・スカート
1962年 奈良県生まれ。杉折製造卸業を経営していた父の影響で物づくりに興味を持って育つ。大学卒業後、小売チェーン店で社員教育を担当しながら趣味で模型作りを始める。






当初はプラモデルを用いたジオラマ作品を手掛け各地の模型コンテストで上位入賞し、幼少期から見慣れていた木材を用いてのドールハウス制作に転身。





現在は、近畿圏4か所でドールハウス教室の講師をしながら大手百貨店にて作品展示・販売を行い、今年度より学校法人 中央工学校OSAKA インテリアデザイン科にてドールハウス特別講義の講師を務める。生活感のある超リアルな作品を多数手掛ける。



大阪・関西万博はなかなか盛り上がらないな、と思っていたが、こんなところでコツコツと準備されている人がいたのだ。展示期間中には、ぜひ拝見したいと思う。植田さん、頑張ってください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しみじみと心に染み入る『吉野の詩人』宮川美枝子著(京阪奈情報教育出版刊)

2024年12月27日 | ブック・レビュー
吉野町にお住まいの宮川美枝子さん初のエッセイ集『吉野の詩人』(京阪奈情報教育出版刊)が、奈良新聞(2024.12.23付)で紹介された。「推薦のことば」を書かせていただいた私としても、とても嬉しい。

私は、「吉野の風土・風物が匂い立つ好エッセイ」と紹介した。同紙の「明風清音」欄にも、読後感を書いたことがある。本書は県内主要書店で販売されているほか、版元のサイトから送料無料でお取り寄せできるし、ネット書店でも購入できる。ぜひ、手に取ってお読みください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする