めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

寒い夜には

2007-01-10 | 薬膳&食療(野菜)
寒い~

本当に、寒い~

ヒーターをつけている時は暖かくても、消すとすぐ冷えてくる。

こんな時期はどんな料理を紹介しているんだ??と思い、本をめくると、、、、

焼き雀、羊骨のスープ、羊肉のスープ、牛肉と大根の煮物、、、山芋スープ

やはりスープが多くなる。しかも、体を暖める肉系ばかりだ。骨を使ったスープも多い。

日本では手に入らないよ~

と思っていたところ、ブリのアラを発見!新鮮で美味しそう~頭もついてる


と言うわけで、ブリ大根を作った。

ものすご~く美味しい赤ワインが少し残っていて、以前サバの味噌煮を作る時にお酒として使ってみたら、めちゃうま!だったので、今回もワインを使った。

すごくいい感じに仕上がり、皮がプルプルで骨もすぐ崩れる程。何よりその旨味をからめた大根がもう最高~  薄味でも十分食べれるので、残ったスープから脂を取り除き、雑炊を作ったらポカポカ体が温まってとても良い感じ

体を温める為にと言って、薬膳料理として唐辛子やシナモン、生姜、ネギなんかを使ったメニューがよく紹介されているけど、冷えの原因は沢山あるので誰にでも当てはまるわけではない。

以前中国の病院で実習中に、看護婦達が“ねーねー、唐辛子でダイエットできるんだって!”と話していた事があり、それを聞いた男の先生が、

“痔になりたいのか?  痩せずに痔になるだけだよ”

と言っていた事がある通り、偏食や間違った薬膳は好ましくない結果を引き起こす。


効き目は穏やかな方が長く続けるには良いのだ。

骨のスープは体がじんわり温まるのでお気に入り料理の一つ。週に一度は何かしら骨や筋を煮込んで、3日くらいかけて少しずつ食べる。

ブリのプルプルの皮を見て思った。日本には皮付きの豚肉が売ってないけど、魚があったんだなあ



中国から帰国したばかりの頃は、豚足や骨等が無いのがとても悲しかったけど、だんだんお魚モードに移り、今ではすっかり魚モードである。

環境の影響って大きいな~
コメント
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