めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

マメマメしい煮小豆

2007-08-02 | 薬膳&食療(豆/穀類)
昨日朝から水に漬けた小豆をどうやって煮るか?

考えた末、部屋の湿度と温度の上昇を避けたいので同時調理で蒸し煮にしてみました。

ちょうど豚のスペアリブを圧力鍋で煮ようと思っていたので、圧力鍋にスペアリブと水を入れる→中板を敷く→ステンレスのお弁当箱に小豆と水を入れ中板の上にのせる→火にかける→蒸気が出て2~3分弱火で加熱→タオルケットに包んで保温

という感じで調理してみました

お弁当箱には蓋をしてあるのでお互いにニオイが移る事も無し!

ぐつぐつ煮ないので豆の形がそのまま残っていて、蓋を開けるとまるで米が炊き上がったかのようです。

私はなめらかな「こしあん」もマメマメしい「つぶあん」もどちらも好きなのですが、家で気軽に食べるにはマメマメしい方がいいですね。


小豆→甘味、平性.利尿効果があり、主に下半身のむくみを治す。熱毒を消し、細菌性の下痢の後お腹が張り飲食不可の時に茹で汁を飲むとよい。


となっています。簡単に言えば「利尿」と「解毒」ですね。

日本の料理本によると、小豆を煮る時には「一度茹でこぼす」とありますが、これは一番煎じの液なので小豆のエキスがたっぷり含まれています。「一番だし」と同じようなもの!

なので私はそのままにして煮続けます。

お砂糖たっぷりで煮ると頻繁に食べる事はできませんが、薄塩味も結構いけますよ「マメ」として食べると違和感ないです

日本以外の国では塩味でその他の「マメ」と同じように調理する事が多いようなので、欧米では特に「甘いマメ」と気持ち悪がられたりするようです。

確かに、大豆で作った甘~い「あんこ」を想像するとちょっと気持ち悪い

とは言え、日本食ブームによって「甘い小豆の餡」を楽しむ人が増えてくるかもしれませんね。


さあて、この煮小豆で何を作ろうか???

杏仁豆腐にマメをトッピング、小豆寒天、、、、あっ寒天買ってこなきゃ

コメント
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