めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

セロリで餃子

2007-08-21 | 薬膳&食療(野菜)
朝からセミが賑やかです

今日は昨日よりまた更に気温が上がるそうで

冬瓜なくなっちゃったのに、暑さは残っているのね。



それより、ついに我が家にもセロリがやってきましたよ!

月初めに大黒柱が飲みに行き、そこで「セロリ餃子」を口にしたらしいのですが、「けっこういけた」なんて言ったものだから、もう早速「じゃあセロリ買ってきて作ってみてもいい?」と聞き、OKもらったのです  (なっとう、セロリは大黒柱が苦手なのでウチの敷居を長く跨げなかったのです

久しぶりに手に取るセロリ ああ、やっぱり臭い(自分も苦手な方なので、、、)キッチン中というより、家中セロリの香りにつつまれているような気がします。

そしてなんだか懐かしいような感じが、、、そう、中国はこのニオイがあたりに漂っていた!特に市場や小さな食堂が並ぶ裏路地。


そっか~  あの独特のニオイはセロリだったのね~  


セロリの葉を刻みながら、「コレ全部は多いかな?でも他に使い道思いつかないし、、」と思い、結局全部刻み、臭み消しになるかな?と塩もみしました。

そして食感が良い茎も少し入れて、、、豚挽き肉と合わせて、生姜もすこ~し加えて混ぜ混ぜ

焼き加減がすごく良く出来ていい感じ


で、肝心の味ですが

やはりセロリの葉が多すぎ

豚肉の割合が少ないわけでは無いのに、セロリの葉の香りがキョーレツすぎて豚の存在をほとんど感じません。と言うか、もう餃子でもなくなっています

ありゃー  こりゃ何らかのアレンジが必要だわ



と言うわけで、次の日に思いつくままにアレンジして変身させてみました。


《セロリの餃子イタリア風》

材料:セロリの葉が多すぎた餃子 チーズ トマト

作り方: 冷えた餃子を半分に切る→小さな拍子切りにしたチーズを餃子の餡の中央にギュウギュウと押し込む→トマトは小さな角切りにして、フライパンで加熱し、少し煮詰めてゆるいソース状にする→小さくサイコロ状に切ったチーズを好みの量入れて軽く混ぜて火を止める→レンジで温めた餃子と絡める


なかなか美味しく出来ました

なんとな~く、“ラザニア”とか“ラビオリ”を意識して作ってみたのです。

最後の工程は「餃子をオリーブ油を塗った耐熱容器に並べて、上からソースをかけてオーブンで焼く」

とした方が美味しそうですね。



思った以上に美味しくアレンジできたので良かったです。

これにこりずに次回は「葉は香り付け程度に、茎をメインに」を心がけて再チャレンジしたいと思います。



セロリは身体を冷やす作用がある(主に肝の熱を冷ますので、高血圧の人にも良い)食材です。だから暑い時期の餃子にはピッタリ

韮は身体を温める作用があるので、暑さが苦手な人、“イライラ”“かっか”しやすい人は是非セロリ餃子をお試し下さい。

モチロン、美味しいので誰にでもオススメしますっ





今日も洗濯物がよく乾きそうだ





コメント (2)
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