めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

立秋

2007-08-08 | 二十四節気
暦の上では今日から秋です。

今日からは残暑が続くのですね、、、連日の猛暑で体がかなりマイッテます特に夜は寝苦しい

ダメダメ!これ以上暑い話をするのは止めにして、涼しい話でもしましょう


立秋~何度も言ってますが「立」は「始まり」を意味します。つまり今日からは秋!“立秋の日涼風至る”とあり、風が“熱風”から“爽快な涼風”へと変わります。

そして時の経過とともに、早朝に霧が発生したり、「秋の気」を感じてヒグラシが鳴くようになります。


ちょっと涼しい気持になってきました←単純?


だんだん朝晩が涼しくなり昼夜の気温差が大きくなってきます。風も涼しくなるので外で泳ぐ時には気をつけましょう。

夏の暑さで体力を消耗していて消化器官の機能も低下気味なので、ちょっと冷やしたり不衛生だったりすると下痢を起こしやすくなります。特に普段から下痢を起こしやすい人、年配の方や子供は注意が必要です。


飲食面で注意する事は「酸味を多めに、辛味を少なめに」

「五行説」によると、酸味は肺の気を収め、辛味は発散して肺の気を瀉します。秋の気は「収」に表されるので、自然界と相応するには「酸味を多めに」する必要があるのです。

と言うわけで葱や生姜、唐辛子等は徐々に控えていって、酸味のある果物を多く摂るように心がけます。

秋に摂りたい食品は、胡麻、もち米、米、乳製品、蜂蜜、杏仁等があり、これらは脾胃を補ったり肺や大腸(裏と表の関係)を潤す効果があります。

秋は乾燥の季節ですからね!

その他に肺と大腸を潤す効果のある食材は、梨、柿、柑橘類、バナナ、人参、冬瓜、蓮根、白木耳、豆類、キノコ、昆布等があります。旬の物も多いですね


私は杏仁豆腐が大好きなので是非作りたいと思っています


さあ~今日もがんばろー
コメント
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