せっかくの上京の機会なので、靖国神社を訪れた。
全く初めてで、ここが話に聞く靖国神社か、という感じがした。
入り口には右翼の街宣車が20台ほど駐車している。戦闘服のいかついお兄さんばかり。
気にしても仕方ないので直進。突き当たりの神社には、老人ばかりがたむろしていた。思いのほか、小さな建物だ。遠くを見上げると、「法政大学」の巨大ビルがあるのには、ちょっとびっくりした。
学徒出陣して九死に一生を得た父は、決して靖国神社に行こうとはしなかったと記憶している。
私はきちんと参拝をしてきたつもりだが、複雑な思いがしないでもなかった。ちょっとした違和感…。小泉純一郎のようには簡単に割り切れないという思いが残った。