澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

モートン・グールド~アメリカ音楽界の重鎮

2008年06月20日 23時14分46秒 | 音楽・映画
モートン・グールドの写真を見ると、年とった写真がやたらと多い。それもそのはずで、80歳を超して元気で著作権協会などのトップを勤めていたことを思い出した。亡くなってから、もう10数年経ったが、自作の管弦楽作品がCDリリースされたりして、その名前は忘れられてはいない。

私がモートン・グールドの名前を知ったのは、「モートン・グールド指揮シンフォニック・バンド」の演奏する行進曲集を聴いてからだ。もう、45年も前になるが、「ワシントンポスト」などの行進曲を、スピーカーからあふれ出るほどの迫力で聴いた時、すっかり彼のファンとなった。

その後、「カルメン」のオーケストラ版、ラテンの名曲集など、RCA録音のモートン・グールド楽団の演奏には、聞き惚れるばかりだった。

クラシック・ファンを気取る人に、わざとモートン・グールドが好きだというと、決まって「そんな邪道な音楽を」という顔をするのが面白かった。教養を高めようと聴く音楽など、くそ食らえと当時から思っていた私だった。