「101ストリングス」は、1960~70年代にかけて夥しい録音をのこした。映画音楽、世界の民謡(日本を含む)、クラシック小品集、スタンダード集、ポップス集など、あらゆるジャンルを網羅していて、ディスコグラフィの全体像は、もはや分からないほどだ。しかも、その主要なものは、今なおコンピレーションCDで入手可能なのである。
意外にも、この楽団について詳しいことは分かっていない。往時のLPには、「ヨーロッパの交響楽団のコンサート・マスター級の奏者を集めたレコーディング・オーケストラ」と宣伝されていて、まさに100人規模のオケの写真が掲載されていた。だが、いくらなんでも、これは誇大広告だろうと当時でも思った。
実際に演奏を聴いてみると、とてもフル・オーケストラとは思えない、お気軽な演奏も多い。ハワイアンなどもやっていて、これなどは驚くほどの小編成だ。
まあ、名前が「101」だからといって、いつでも101人を使う必要はないわけだが…。
この楽団には指揮者が明示されていないが、英文サイトなどで確認すると、きちんとした指揮者、編曲者が真面目にレコード制作していたことが窺われる。
アルバムによって、当たりはずれが大きい楽団だと思うのだが、現在購入できるのはコンピレーション盤ばかり。どれを選んでも、そのCDの中が玉石混淆という状態なのですね…。
意外にも、この楽団について詳しいことは分かっていない。往時のLPには、「ヨーロッパの交響楽団のコンサート・マスター級の奏者を集めたレコーディング・オーケストラ」と宣伝されていて、まさに100人規模のオケの写真が掲載されていた。だが、いくらなんでも、これは誇大広告だろうと当時でも思った。
実際に演奏を聴いてみると、とてもフル・オーケストラとは思えない、お気軽な演奏も多い。ハワイアンなどもやっていて、これなどは驚くほどの小編成だ。
まあ、名前が「101」だからといって、いつでも101人を使う必要はないわけだが…。
この楽団には指揮者が明示されていないが、英文サイトなどで確認すると、きちんとした指揮者、編曲者が真面目にレコード制作していたことが窺われる。
アルバムによって、当たりはずれが大きい楽団だと思うのだが、現在購入できるのはコンピレーション盤ばかり。どれを選んでも、そのCDの中が玉石混淆という状態なのですね…。