澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

テレビ朝日「報道ステーション」の暴走

2008年06月07日 14時11分47秒 | マスメディア

自民党がテレビ朝日系列「報道ステーション」の報道に関して、テレビ朝日に抗議した。


テレ朝古舘コメントで自民党取材締め出し

6月7日9時49分配信 日刊スポーツ


 自民党は6日までに、テレビ朝日系「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターが後期高齢者医療制度に絡み「国民に誤解を与える発言をした」として、同局側に抗議するとともに、党役員会などの撮影の無期限禁止を通知した。
 さらに、自民党山崎正昭参院幹事長はこの日、古舘キャスターの発言を理由に定例の記者会見を欠席、鈴木政二参院国対委員長だけが対応した。山崎氏はテレ朝への撮影禁止だけでなく、記者クラブでのテレ朝の会見取材を禁止したい考えを伝えた。クラブ側は「会見は記者クラブの主催であり、応じられない」などと説明したが、山崎氏は欠席。テレ朝は鈴木氏の会見を取材した。
 自民党によると、同番組は3日の党役員連絡会前に出席者が談笑する映像を使用し、古舘キャスターが「よく笑っていられますね。偉い政治家の人たちは」とコメントした。
 細田博之幹事長代理は「後期高齢者医療制度で国民に過重な負担を強いているにもかかわらず、あたかも自民党役員が笑っているとの誤解を与えた」と批判。古舘キャスターはこの日の放送で、自民党の対応に直接的な表現は避けたが「孫や次の世代のことを、見ていない感じがする」と語った。テレビ朝日広報部は「通知を受けたことは事実だが、対応についてはまだ協議中」とした。


自民党が抗議するのは当然のことだ。久米宏以来、テレビ朝日の報道番組は、大衆迎合(ポピュリズム)の傾向が著しい。
古館の「よく笑っていられますね…」などという発言は、まともなキャスターなら考えられない言葉だ。視聴率が稼げれば何でも言う、何でもやるというのでは、報道の自由も何もないだろう。

久米も古館もそうなのだが、報道キャスターになるまで、特に政治や経済を学んできたというわけではなく、単なる調子のよい「おしゃべり屋」に過ぎないのだ。巧みな話術で視聴者を惹きつける(だます)という点では、独特の才能を持っている。
視聴率を上げるとともに、自らの無能を隠すために、ことさら神妙に、あるいは居丈高になって、視聴者の歓心を買おうとするわけだ。

今日の新聞ではテレビ朝日が朝日新聞の大株主になることが報じられている。「平和」「人権」「護憲」など、きれい事ばかり並べてきたこの両者は、これから何をしようとするのだろうか。

彼らの意識など、案外こんなものかも知れない。

天下の朝日>政治家 

天下の朝日>高級官僚

自民党を叩き、公務員攻撃を続ければ、天下の朝日は最もエライというわけか。朝日新聞やテレビ朝日の社員がいかに高給取りか、取材と称していかにオイシイ思いをしているのか、誰か糾弾してほしいものだ。
繰り返すが、「平和」「人権」などのきれい事のウラには、朝日の特権意識が見え隠れする。

「言霊」だらけの「空想的平和主義」に自ら酔いつぶれて、「国益」を一顧だにしない朝日新聞&テレビ朝日は、「反日メディア」と言われても仕方ないだろう。


NHK"Save the future"を疑え!

2008年06月07日 10時37分58秒 | マスメディア
NHKが民放の「24時間テレビ」を真似したかのように「Save the future」という特集を放送している。

テーマは「地球環境」。このブログでは、このテーマの政治性、欺瞞性については指摘してきた。

今回のNHKの番組では、エコ、リサイクルなど、どうでもいい話を女、子供に植え付けようとしている。学校の電気を消して何ワット節約したとか、家の風呂の水を再利用したなど、実は地球環境の保全などに役立ちはしないのだ。中国、インドに中産階級が出現し、かつての日本のように大量消費を始めた。アフリカでも、経済発展が続き、自給自足的な社会が急速に変貌を遂げようとしている。こういう事実の前には、マスコミが偉そうにエコのキャンペーンなどしても、ほとんど意味をなさないのだ。

さらに問題なのは、この番組が日本の子ども達に環境の「自虐史観」というべきものを植え付けてしまうことだ。「経済大国」日本が最後の光芒を放つ今、これまで蓄られた冨」は日本の国益のために使われてしかるべきだ。それをこれまでの日本の経済活動があたかも「悪」であるかのようなキャンペーンは、それこそ隣国の思うつぼではないか。