娘の家でお雛様を出した。我が家でも、孫たちにせかされ、手伝ってもらいながら賑やかに飾った。我が家のひな人形は、お内裏様とお雛様、3人官女が硝子のケースですまし顔で並んでいる。これは、初めて息子が生まれた時に、信州から手伝いに来ていた祖父母が買ってくれた。息子は2月7日生まれ、病院から妻と戻った時、飾られた雛人形の前で健やかな成長を祈りお祝いをしたことを思い出す。今、喜びに包まれたあの頃のことを思い出すと、両親の顔が浮かんできた。あれから毎年、35,6年間飾ってきたものだ。
娘の孫たちには、今度は我々が贈った。我が家と同じ、ケースのお雛様だ。
ケースに付いているオルゴールも同じ、「ひな祭り」のメロディだ。
孫たちは、早速「灯りをつけましょ ぼんぼりに、・・・」と大きな声で合唱していた。
節分の豆まき、一昨日は立春、ようやく春が近づいた。
孫たちが伝統行事の中ですくすく育って欲しいと思っている。
【子どもの雑誌の付録 ふぁみたま ひなまつり】