エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

黎明の空の色

2009-06-09 | 日々の生活

 久々に黎明の明け行く空をながめた。
 秋を思わせる薄い雲に、飛行機雲がまさに絵を描き始めた。
 白い尾が長く伸びる。
 


学生時代に歌った歌を口ずさむ

「嗚呼黎明の 空の色
牧場の草も 雫して 
 狭霧に浮かぶ 浅間山
 けむりの高くたなびけば
 このみすずかる信濃路に
 我 憧れて たどり来ぬ」

 思えば憧れてたどり着いた信濃路に、大いなる自然の中に、我が青春は流れた。
 今、回想する遠い昔のほのかな思い出、よく学び、遊んだ。

 今の幸せの原点が信濃路から始まったように思える。
 今のすべてが生まれた、第2のふるさと信濃路、大自然に学び、伴侶を得、小たちが育ち、今の自分がある。感謝、感謝の日々がある。

 嗚呼、黎明の空の色の何と美しいことか。