第4回「森で遊ぼう」の事前調査があった。
朝9時、今日も猛暑が予想される中、先生方もお歳だ。予定のコースの散策路の林道は特に草刈りの必要はなく,コースを歩いて早めに終わるようにしよう。
沓掛峠は、それなりに虫たちにも会え、変化に富んだ良い林道で、子ども達も楽しい体験ができるだろう。
茶屋跡
金堀の滝 ウバユリ
ハイイヌガヤ マタタビ Igaさん内職
T会長採取のカラスアゲハ♂を解説
今回のテーマ「昆虫ウオッチング」のプロデューサーとなり、計画した活動内容をコピーし先生方に説明した。
この際、テーマや「森で遊ぼう」の活動についての自分の思いもまとめた。
◎ 「昆虫ウオッチング」活動のねらい
「いろいろな虫を見つけて観察することにより、自然への関心を高める。」
・自然に親しみ → ・自然への興味、関心を高め → ・畏敬の念を抱き → ・自然保護・保全の思想を抱く。
将来、自然保護の考えに発展できるに、虫は良い対象だと思っている。
◎ 「森で遊ぼう」の意義に思う。
とかく書斎学習が多い学校を離れて、月に1回の自然の中での体験は何より素晴らしい。
そこでの五感を総動員した数々の体験は、彼らに豊かな自然観を培うに違いない。
藤村は人の世に三智があると言った。学んで得る智、人と交わって得る智、そして自らの体験によって得る智である。
この自然の中での活動は、まさにバランスのとれた三智を養う活動だと思う。
「森で遊ぼう」での、子ども達の生きいきした感動は、教室での書斎科学からは生まれない。
******** 活動スケデュール ***********
1.里山を歩く 【9:15 ~ 10:30 】
(1)虫を見つける (採集)
各班、3~4人のグループに分け、いろいろな虫を自由に採集する。 →
(2)虫をよく見ながら採集する。 (観察) →
大きさ、形、色、どこで見つけたか、何をしているか
(3)思ったこと、感じたことを話しあう。(感想、疑問)
(4)調べる (調査) →
2.各グループの発表 【10:30~ 】
(1)グループ順にケースに集めた虫を紹介する
↓ 気づいた特徴、どこで、何をしていたか。
(2)グループの発表について、先生方から気づいたことを話す
種名、特徴、発表の感想 など
3.虫を放す 発表後、グループ全員でケースに捕った虫を放す
4.まとめ 以下を話そうと思っている 【 ~ 11:15 】
(1)みんな沢山の虫を一生懸命集めた。よく観察できました。
→ 虫(自然)への興味・関心を持とう
(2)いろいろな虫がいることが分かった。
(3)虫たちは何を食べているのかな?(質問)
→ トンボを例にして写真や図で説明
→ 1種類でも欠けると豊かな森は出来ない
(4)会津のチョウ・トンボ 絶滅危惧種について
5.水辺で遊ぶ 【 ~12:00】帰路、金堀の滝へ寄り,自由に遊んでもらう。テーマ上、水生昆虫についても説明したい。
駐車場へ戻り昼食 【12:15~12:45】
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午後からは、四月末に植えたジャガイモ、カボチャの収穫をする。合わせて、種をまいたひまわりを見上げてもらおう。
子どもたちの喜び歓声を上げる声が聞こえてくるようだ。
採り頃のカボチャ 見事に咲いた
本番は8/8、願わくば少し暑さが和らぐことを願う。