前日まで真夏日だったが、今日は立秋、吹く風が涼しく感じられた。
開会式、プロデューサーとして話しをした。
低学年が多い小学生、少しでも興味を持ち活動して欲しかったが、心配は要らないようだ。
受付を済ませると、それぞれに捕虫網を持って背丈以上に生長したひまわり畑の草むらでバッタ採りが始まっていた。
しっかり観察して沢山の虫を集めようと今日の活動を話した。
駐車場から山神社を過ぎた辺りまでは,ほとんど虫は見られなかったが、徐々にオニヤンマやバッタ類が見つかり、子ども達はそれぞれ夢中になって虫を追いかけた。
沓掛の林道は途中途中に日陰があり,とても歩きやすかった。
峠の茶屋跡を少し登った広場まで約1時間半、ケースは虫たちで溢れた。
アサギマダラも
木の枝にヤマカガシ
動き回る虫をどう提示紹介したらよいか、発表の仕方には工夫が必要だと反省した。
ケースに手を入れられない子もいたが、さすが、5,6年生ともなると,待ち時間に図鑑で調べたりして虫を紹介した。
紹介を終えて虫たちを放してやった。この光景が嬉しかった。
まとめとして2点話した。図や写真を用意したが、少し難しかったろうか。同伴した保護者に訴えてしまったかと反省する。
一つは,トンボを中心とした自然のしくみについて、一つ一つの生き物はばらばらでなく,つながっていること。
そして、絶滅危惧第1類に分類されるチョウやトンボが会津に生息していること。子ども達も真剣に聞いていたようだ。
みんな、自然を大切に守っていこう、と締めくくった。
時間も気になり少し早口でまくし立てたので、どれだけ分かったかは疑問だが、初期の虫たちをよく見つめる目標は達成できたのではないか。
帰り道、金堀の滝で水遊びだ。だ。こんな近くに、清々しい、涼しい素晴らしい滝があったなんて、知らなかった。
長靴を脱いでそれぞれにきれいな流れに入った。水生昆虫について触れようと思ったが、難しい話しは無用だと思った。
予定通り、お昼に駐車場に到着お弁当を拡げた。
午後は4月に植えたジャガイモと、カボチャをみんなで喜びながら収穫した。
Saiさんの講評では,みんなが一生懸命取り組んだ良い一日だったことを確認した。
ずっと心配していたテーマが終わった。来年はさらに工夫して展開したい。
先ずは、健康に留意して・・・。
参考:今日見かけた虫その他。
ヤマキマダラヒカゲ、クロヒカゲ、ツバメシジミ、ルリシジミ、コミスジ、アサギマダラ、オニヤンマ、アキアカネ、
オオシオカラトンボ♀、アサギマダラ、ヒメギス、ツユムシ類、カマキリ、アマガエル シオヤアブ、ヤマカガシ、クサアオカメムシなど.
igakumiさんから何枚も写真を送ってもらった。ありがとうございます。
我が輩の写った写真は嬉しい。でも、なんと痩せたことか、何しろ病気前に比べ15キロ減った。
”ヤセガエル 負けるな一茶 ここにあり”でがんばるしかない。
続いて、市のAramaさんからも写真が届いた。生き生きした子どもたちの姿を追加した。