【庭の秋 美しい季節】
昨日、町内会の秋の行事・敬老会があり、お楽しみ会ではお年寄りを囲み芋煮汁で秋の一日を楽しんだ。
我が町内では70歳から5歳刻みのお年寄りに、健康と長寿を祝い心ばかりの記念品が贈られる。
古希を迎えた方には寿の座布団が贈られる。来年は私も紫の大きな座布団に座ってみたいと楽しみにしている。
その折りの挨拶の中で、高齢化した町内の実態を話した。
大所帯の我が町内では年寄り一人、二人の世帯が約半数,特に一人暮らしの老人世帯が驚くほど多い。
お年寄り一人の生活は、何かと不自由で困ることも多いはずだ。そんなときは我慢せずに何でも頼ってほしい。
隣近所が気に掛け合いながら助け合って暮らしていきたいと痛感している。
”秋深き隣は何をする人ぞ” ふと芭蕉の秀句が浮かんだ。
晩秋の夜、微かにこぼれる灯りに隣家に想いを馳せるぬくもりが感じられる。
そんなぬくもりのある町内でありたいと思っている。 (2015.10.19)