”山の淋しい 湖に
ひとり来たのも 悲しい心
胸のいたみに 耐えかねて・・・” http://www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-kohannoyado.html
「湖畔の宿」 里山の池に来ると、口をついて口ずさむ歌だ。
別に感傷的な気持ちではないが、静かな池の端に佇みゆく秋を眺めていると、なんだか切なくなった。
みんな姿を消してしまった。
コバネアオイトトンボ、オオイトトンボ、キトンボ、オオルリボシヤンマ、ギンヤンマ、つい昨日まで乱舞していたアキアカネも・・・。
あれほどいたアジアイトトンボも♀1頭を見つけただけ、かつて産卵に訪れたマダラナニワトンボが浮かんだ。何千枚社ターを切ったかシャッターを切ったことか。
八田野の林に寄った。オオアオイトトンボ、ナツアカネ、アキアカネとキチョウがわずか、いよいよ虫たちのシーズンが終わる。
刈り取りを終えた田の轍で何組ものアキアカネが産卵していたが、♀単独での産卵も見られた。
ナツアカネ アキアカネ
アキアカネ産卵
飯豊に雪が見える。週末、吾妻、安達太良に冠雪があったようだ。遠くからの磐梯もうっすら白く見えたが、初冠雪はまだだろうか。
珍しいものを見つけた。カラタチの実は久しぶりだ。お城や会工のカラタチはどうだろうか。そういえば、最近アゲハチョウの幼虫も見ていない。(2015.10.27)