昨日までの風は止んだ。穏やかな春の一日、ギフチョウに逢いに行った。
ギフチョウ撮影の1年ぶりの訪問だが、例年は連休明け、血が騒ぎ出かけた。
林の中に入ると間もなく、陽の当たるカタクリの道に春の女神のお出ましだ。
数頭を目撃したが、ほとんど撮影の機会はなかったが、一瞬、足下に止まってくれた。
定番はカタクリに吸密するギフチョウの姿だが、カタクリは少し早いようだった。
まだつぼみのものが目立ち、花びらの開き方を撮った。嬉しかった。
数枚を撮ったが、準備不足で、少しピントが甘かった。
コツバメに会える広場もまだ雪に覆われていた。その後ギフチョウは全く現れず、キスミレを見に移動した。
未だ、イワカガミは早かったが、シュンランは咲いていた。
いつもの川沿いでブルーのキクザキイチゲを撮った。
帰りに、Hちゃんの葬儀の写真を届けて、温泉に浸かった。寂しい。
良寛像の前で、しばらく忘れている心の豊かさを思った。
円蔵寺
農作業が始まった 坂下から
2017.4.24