朝から孫2人をあづかった。
娘は勤めが早番で、何も食べていない孫を養った。
雪の予報50%だったが、冬の穏やかな陽が燦々と降り注ぎ、温かい縁側に連れ出した。
バーベキューの台で、昨日片付けた廃材の木っ端を燃やした。
真っ赤な熾きを見て、焼きいもを思いつき、アルミホイルに包んで焼いた。
焚き火の風情はないが、孫たちに見せたかったし食べさせたかった。
孫たちは、じいちゃんの大工道具を見つけ、庭の砂利をトンカチで打って遊んでいた。
かわいい顔をしてというと、いつもこの顔だ。
やがて雪覆われるだろう庭に、秋の名残の落ち葉がはらはら散っていた。