市内唯一のヒメシロチョウ生息地を訪ねた。
今年は4/13に初見、いろいろ心配していたが安堵した。
その後、ときどき訪ねてきたが、その都度多くてせいぜい3~5頭、全く見えないときもあった。
これまでこんな事はなかった。
ただ、今年は、昨年秋の3化のヒメシロ発生が極端に少なかったことから、春型の個体数を心配していた。
ピークは4月末で、もう産卵はおわり、じきに孵化が始まると思うが、成長過程には草刈りが待ってる。夏型の発生を心配せざるを得ない状況だ。
その後、隣町の生息地の様子も見て回った。そこでは未だ、盛んに産卵行動が見られた。
ツルフジバカマ以外に混生するカラスノエンドウやスズメノエンドウにも産卵をトライしている様子が見え、しばらく観察した。
産みにくさはあるが、スズメノエンドウに産卵したようだ。
以前にも、食草と言われるツルフジバカマ以外に産卵したことはある。
《 参考: 拙ブログ 「ヒメシロチョウの産卵の不思議」》
blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/cc62b63993f65b68501015b9a2a9cc24
その辺は食草解明の余地はあるだろう。
何年ぶりかで河東町藤倉に皆鶴姫の碑、難波池をのぞいた。
駒繋石の横に小さい池があったが、きれいに整備され水が入り、カルガモが浮かんでいた。
少し遅い発生と思っていたヤマトシジミがカタバミの上に。
《参考 皆 鶴 姫 / 義 経 の 足 跡 を 巡 る》
http://www.aizue.net/kankouruuto/minazuruhimeruuto.html
ウスバシロチョウも1頭を目撃、カタバミの葉上でヤマトシジミが交尾していた。
キアゲハが田のセリに産卵、シオヤトンボが縄張りを行き交い、♀単独で産卵していた。
♂
単独産卵 シオヤトンボ
あちらこちらで、フジの花が咲き出した。
庭でも絢爛に咲き誇っている。
今日も心に響く詩
ねがい
ただ一つの
花を咲かせ
そして終わる
この1年草の
一途さに触れて
生きよう
(坂村真民)
明日あたり、ニホンカワトンボとウスバシロチョウを撮りに行こうと思う。