エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

「森で遊ぼう」始まる

2019-05-19 | 教育を考える

5/18(土) 今年初めての「森で遊ぼう」があった。

このボランテイア、お手伝い参加6年目になる。

1回目の内容は、①林業体験とキノコの植菌  ②サツマイモ・カボチャ・落花生植え付け  ③生きもの観察。

         

         

      

    ヒトリシズカ アオダモ   ちょっと変だ。何の卵?

 

今年は、毎回のテーマの合間に、1年間共通のテーマ「生きもの観察」を実施することになった。

いつしか昆虫老人になった小生がプロデュースを担当することになった。

いろいろ考えながら、何とか終えた。

あれもこれも話したいことがあり、思うようにはできなかった。自己評価30点か。

「生きもの観察」第1回の反省をまとめてみた。

絵になる風景。大自然の中に黒板。賢治の世界を思った。

森の中の黒板  ビオトープで観察


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 「森で遊ぼう」の初めての実施なので、

その意義 (森:黒板で、机に向かってでなく、自然の中で) (遊ぶ:実は学びで、現物からの体験、仲良く、何故かを考える)を確認した。

また、年間の共通テーマ「生きもの観察」の目的として、生きものの姿や行動を観察しながら、

 ・自然の素晴らしさを体感する。 ・身近な自然に興味を持ち、 ・自然を大切にする大人になって欲しい願いを話した。 

次ぎに、観察パターン〈・採集 → 観察 →考える〉について、それぞれの要点を挙げ、観察活動に移った。

今回は金堀ビオトープの生きものを(採らないで)観察した。

アカハライモリ、アメンボ、マツモムシ、ガムシ、トビケラ、カゲロウ、シオヤトンボ、ニホントカゲなどを見つけた。

観察時間が短かかったが、子ども達は生き生きと興味深く観察していた。

それぞれに観察記録用紙にまとめた。
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帰路,Taka先輩と、Iga先輩とを、筒咲きタンポポを見に案内した。

その後、咲き誇るコンロンソウを鑑賞した。 お二人とも周知の林だが、はじめて知ったとのこと。

  

充実した一日だった。

前日、急に体調崩す。血圧が急低下、79~41しばらく上がらず、救急車も考えた。

何とか18日を迎えた。

また、家族に心配をかけてしまった。


蛹はクロヒカゲでした  

2019-05-19 | 日々の生活

今日は町の行事「花いっぱい・美化運動」 子ども達と血液センター道路にツルフジバカマを植えた。

ヒメシロチョウの食草だ。数年後にヒメシロチョウの舞う町にしたい。

  

行事が一段落してから、会館へ戻り1時間、虫の話しをした。

ねらいは、「身近な自然や生きものを観察して、自然に関心を持つ子ども達を育てたい」思いだった。

工夫したが、、机に向かい先生の話しを聞く学校レベルだった。

小学生低学年だ。現物のない話しは難しい。1時間は長く限界だった。

久々に標本箱を整理し、1箱を持参した。

また、ケースに小分けしたヤゴと、セミの抜け殻、何枚もの多数の写真も。

パワーポイント編集写真をテレビで見せた。

話したいことが、あちこち飛んで、難しい話しとなってしまった。

空きが出てきた子ども達より、親御さんへ話すようになってしまったようだ。

また、自然の素晴らしさは自然の中でなければ感じられないのではないだろうか。

改めて、藤村の3智の、「体験によって得る智」を大切にしたい。

今後も観察から始める基本から、「自然」に関心を持たせたい。

 

今朝、きのう発見の蛹がクロヒカゲであることが分かり、昨日のブログを訂正した。

思い込みの成せる失敗だ。

 朝、鉢に水をくれていた。オキザリスの蛹の近くに地を這う黒いガのようなものが動いた。

横に生える枝を伝って枝先に止まった。

羽化したばかりのクロヒカゲで黒い羽根が波打ちながら風にゆられていた。

美しいと思った。

       

 風に揺れる羽化直後のクロヒカゲ

  

クロヒカゲの幼虫はイネ科植物のササ類で、越冬態は2~4齢幼虫。
とすると、春になり蛹化したことになる。

真実は分からないが.蛹化までどう過ごしていたのだろうか。

近くにササ類はあり、春に蛹化して、見つかったオキザリスの鉢へたどり着いたのだろう。

疑問は残るが、まあいいか。誕生を祝おう。