エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

食草の草刈り時期が問題 ヒメシロチョウ

2020-09-09 | 自然観察

秋の季語〈虫時雨を知った。(ブログ「千曲川歳時記」) 

早暗し雷雨のあとの虫時雨 とへたな句を詠んでみた。

最近、日が短くなった。部活の終わりが6:30分と言う萌えちゃん、雨に会いながらの帰宅は今日も7時を回った。

6時を過ぎると、もう真っ暗だ。心配するばーちゃんは、いつも携帯で無事の帰宅を確認している。

突然の雷雨だ。ちょっと前から来そうな予想が付く。

 

陽が差した午前中、土手にヒメシロチョウを確認に。

間違いない3化が数頭、刈り残しオアシスに舞っていた。

 

  

ヒメシロが求愛活動をしている茎に、羽化直後の蛹が見えた。    ↓

 

例年より2週間ほど早かった2回目の一斉草刈り、ちょっと早すぎたのではないだろうか。

終令近い幼虫や蛹が沢山犠牲になったのではないかと推察する。やはり、事前の検討が欲しかった。

個体数が少なすぎ、また来春の発生が心配だ。

ジャノメチョウもすっかり減った。元気なのはモンキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミくらい。

 

 

 

 

刈り取りから2週間、すっかり新芽が芽吹く。所々にウマノスズクサガ目立つ。

今年の収穫、ツルフジバカマ、ウマノスズクサの混成する部分を刈り残してもらおう。

ジャコウアゲハが盛んに産卵している。

 

 

 ミヤマアカネ♀  ナツアカネ♂

ツバメシジミ モンシロチョウ♀ 

 ダイサギ

コロナ禍で延期になっていたJ小の「自然観察」が来週出来るようになった。今年は2回の計画だ。

今年は、いつもの林の中を止めて、土手の散策しようかと考えている。

雨の時は、「葉っぱの観察」  そろそろ指導案作成だ。