エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

山は残雪

2021-04-10 | 自然観察

信州の友から、例年より早いヒメギフチョウ発生のメールをもらった。

定番のカタクリ、ヤマザクラの他に、スイセンやヒメオドリコソウに吸蜜する「春の女神」写真が添付されていた。

例年より10日ほど早い発生のようだ。

こちらはギフチョウ、数日前、西会津でカタクリ咲き始めたニュースが新聞に載っていた。

思い立って、カタクリだけでも撮ろうと出かけた。

見込みが違った。例年見る杉林のカタクリの咲く山道はまだ雪で覆われ、カタクリどころではなかった。

一足早いキクザキイチゲやエンレイソウの花を見つけたが、カタクリはまだ。

慣れてくると、新芽が伸び始め、じきに咲くだろう蕾も散見できた。

帰りに大山祇神社へ立ちよった。もちろん奥の院までも山道は雪道、スギタニルリシジミの撮影もあきらめた。

   雪で倒木も

   コシノカンアオイ

テングチョウ

 

  

 キクザキイチゲ

 ヤマエンゴグサ

 

 

  

マンサク  

   ショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

大山祇神社 

イワナシ ミズバショウ

 

 ザゼンソウワサビ   

里山から少し奥に入り、また違った山の春、美しい花々を眺めることができた。

次回のギフチョウとの再会を期待している。