エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

春彼岸

2006-03-19 | 日々の生活
 今朝は静かに春の雨が降るっている。お彼岸を迎え、何となくこころがやすらぐような気持ちがする。
 彼岸の入りの昨日、妻と墓所へ行きお参りした。モミジやケヤキがいつしか大木になり、いつもかなりの落ち葉が降り積もる。広い墓所なので小一時間かかって秋の落ち葉をかたずけた。お花を供え線香を焚いた。
 日頃ゆっくり話すことはない両親との、年に何度かの語らいだ。しっかり生きるから、いつも温かく見守って下さいとお願いした。
 昨日の夕飯は、おはぎに舌鼓。なぜおはぎなのかなど考えながら、漠然と亡き両親のことや家族、家について考えた。
 ほどよい疲れだが、気持ちがさっぱりした。

 暑さ寒さも彼岸までという。今日も天気予報は朝の雨が雪になるという。
時折やわらかな日も射している。間違いなく木々の芽が膨らみ、庭のミスミソウもまさに咲こうとしている。さわやかさを感じる季節の変わり目に、あたらしい気持ちでスタートしたいと思っている。



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