エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシジミの発生

2021-06-11 | 自然観察

今日は午前中、I地区へヒメシジミを観察。ワクチン接種後の体調を心配して、ばあちゃんが同伴。

ヒメシジミは、例年6月中旬の発生だ。どこにでも見かけるが、ずいぶん減っている印象。

レッドリストでも準絶滅危惧種になっている。
 
何年か前、裏面の斑紋が極端に異常なヒメシジミの♀を見つけた。

斑紋異常のヒメシジミ 2016-06-19
    https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/c7bc80607878f798a50b87f92def3ebd

以来ときどき関心を持って観察してきた。

斑紋もいろいろだが、異常は♀に多いようだ。 

いつもの林道ではコムラサキが迎えてくれた。第1号だろう。     

ここではいつもテングチョウやコムラサキが集団給水にしている。    シオヤトンボが水たまりで産卵を繰り返していた。         

        2012.7.9 コムラサキ集団吸水頑張ったテングチョウ。   

気になるヒメシジミは、まだ早いのかなと思いながら叢へ入ると、数頭が舞って飛び出した。

ほとんどが発生したばかりの♂で、♀は1頭だけだった。

一頭の♂が長靴の縁に止まった。逃げようともしないでモデルになってくれた。

   

広い野原に一本咲くタンポポにクモガタヒョウモンが吸蜜していたら、先客を追い払うようにウラギンヒョウモンが止まった。

しばらくぶりに見るイタチハギの花穂にキタテハ夏型♂が止まった。 日本の侵略的外来種ワースト 100に挙げられている。

   カワラナデシコ  ツバメ   姿を消しつつある 

オオミスジの発生する頃にまた来て、斑紋異常のヒメシジミを見つけてみたい。

週末からは天気が崩れるらしい。南会津湿原のハッチョウトンボに会いに行きたいと思ている。

明日は急用ができ行けなくなった。(2021.6.10)

 

 


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