エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

水生昆虫ウオッチング

2021-08-07 | 環境問題

 森で遊ぼう 第2回   「水生昆虫ウオッチング」があった。

 当初6月実施予定のテーマ「昆虫ウオッチング」がコロナ禍で中止となったが、

今年は別に、新しいテーマ「水生昆虫」を取り上げていた。

観点は、

 ①自然環境として [河川水質と生息する生きもの] 

 ②水生昆虫について  ③ 滝を楽しむ だ。

問題は、活動場所だ。事前調査で活動場所を金堀の滝に決めた。

でも、例年、昆虫ウオッチングの途中で遊んでいた金堀の滝については、虫の種類、量が少なく心配していた。

 「金堀の滝」は猪苗代湖からの堰から落下する清流で、観察できる水路も短く、サワガニの他はトビケラやカゲロウ類がわずかにいる程度だった。

近くにはU字溝のない水路が少なくやむを得ない。

でも、今日の滝での活動は正解だった。

滝までの裏の田んぼ道から山神社を経て20分、いろいろなトンボを観察できた。

オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ミヤマアカネ、オニヤンマなど。

 オオシオカラトンボ♂シオカラトンボ♂

 

滝での活動は約40分、小さな石の裏を観察したり、網ですくったりして虫を採集した。

3班に分かれ採集した生きものをそれぞれトレーに集めた。

    

カゲロウ類は少なかったが、大きなトビケラやヘビトンボ、ブユの幼虫の他サワガニが沢山採集できた。

小生が40年ほど前に採集した水生昆虫の各種標本を持参したが、大いに参考となった。

各班代表から、捕れた生きものの報告、感想の発表があった。

何よりも、子供たちが歓声を上げながら虫を探し、自然の環境に親しめたことがすばらしかった。

虫たちをリリースしてから帰路20分で分校跡へ。子供たちは元気だが年寄りには少々応えた。

少し休憩をとった後は、簡単な土壌の実験をした。

子どもたちはそれぞれに大いに興味関心を示したと思う。

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事前準備の際、ビオトープでアズマヒキガエルを見つけた。あまりに大きく黒い身体は一見岩のようだった。

アズマヒキガエル    

 


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