【 秀峰磐梯 ハクチョウ 猪苗代湖 崎川浜 】
食事の後、陽が差してきたので庭の雪かたし。
途中、血糖値が下がった。月に2~3回ある。大好きな甘いものをいただきしばらく炬燵でゆっくりする。
朝日が雪に燦然と輝き、穏やかな日となった。
昨日行けなかった崎川浜へ水鳥を見に出かけた。
飯豊連峰
八田野 八田野からの磐梯
赤井から
崎川浜入口から
積雪が多く湖岸へ近づけず,スノーシューを履いた。
松林の向こうに崎川浜 背炙り風力発電
笹山浜 笹山から
帰りに長浜へ寄り、水鳥を確認
猪苗代湖では、カモ類はほとんどがオナガガモだ。
オナガガモの間に、何種類かの水鳥を見つけた。
キンクロハジロ オス メス
スズガモ オス メス
キンクロハジロとスズガモは似ている。 スズガモのくちばし付け根は白い。
コハクチョウ 幼鳥
ホシハジロ トビ
ユリカモメ セグロカモメ
オオセグロカモメとの違いは、翼の風切羽根が尾羽先からどれだけ突き出しているか、その長さで区別するようだ。かなり長いのでセグロカモメと思う。
セグロカモメは成鳥になるまで4年かかり、写真は肩羽が灰色なので2回目の冬を迎えた個体のようだ。くちばしは未だ黒い。
猪苗代湖の長浜では湖岸でパンくずを販売している。
子ども達が喜んで野鳥と接しているほほえましい光景があった。
でも、野鳥への餌付けは、生態系に影響を与えるおそれがあるとも聞いた。
数年前、鳥インフルエンザの問題が起こったころは餌付けを禁止するところが多かった。
そのため、かつては沢山の野鳥が集まっていた浜でも、すっかり姿を消した。
雪原でエサを求めているハクチョウを見ると、かわいそうだとも思う。
野鳥への餌付けについて考えてしまった。これでいいのかとも思う。
崎川浜の静寂の湖に、コーウ コーウと鳴き交うコハクチョウと、賑わう長浜の湖水とは実に対照的だ。
長浜の駐車場のあずまやに、立て看板『猪苗代湖の誕生と成長』が設置されていた。
川桁断層や背炙り断層の隆起と、その間の沈降でできた盆地に水がたまったこと、
磐梯山の南西山麓が約4万年前の磐梯山噴火で生じた「岩なだれ」によりできたことや翁島もそのときにできたことなどを知った。
充実した冬鳥観察ができた。
皆さんお揃いでお正月をお迎えになられて、それぞれに一年が始まりましたね。
磐梯山を望む清浄な光景が目に沁みます。
猪苗代湖、白鳥の湖に、この冬何度足を運ばれることでしょう。
お身体くれぐれもお大事になさってください。
そしてこの一年も、マッチャンさんのフィールドワークにますますのご活躍をお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
猪苗代にはいろんなカモが飛来しているんですね。それにしてもユリカモメやセグロカモメなどの海鳥がやってきているなって驚きです。