最近、宮脇昭氏の「いのちを守る森づくり 〜東日本大震災復興〜 」を視聴した。
御高齢になられた先生の情熱を感じながら、今大変な問題である膨大な震災ガレキの処理について提言を見た。
http://www.youtube.com/watch?v=M3xDaV0BugU&feature=related
著名な生態学者、宮脇昭氏は、昔、私自身環境教育の教材に使った「植物と人間」(NHKブックス)の著者で、当時を懐かしく思い出した。
その「はしがき」には、「植物と人間の関係といえば、・・・、多少関心のある人は、例えば箱根のヤマボウシの白い花は美しかったという。・・・」とあった。 それ以降、私はヤマボウシの花が好きになり、庭に植えた。もう30年も前,毎年可憐な花を咲かせている。
また、「まとめ」に、「よりよく生きるための、健全な社会の発展の基礎は、自然の緑の必要性をみんなが共通に理解し、まず生きている緑の確保から始まる」と結んでいる。
提案のがれき処理方法は、①がれきを選別(有害物質、不分解物を除く)し、②穴を掘って埋めて土をかぶせる。③そのマウンドに木を植える。と言うもの。
氏は、ずっと以前から苗木を植え続け「防災環境保全林」を作っていた。土の中の微生物による分解、植えられた植物や樹木が緑の壁を作るのだ。
やがてその林は、津波を軽減し、命を守り、明日の豊かな森を作るに違いない。http://ryuji.org/activity/images/2011/20110509_midori.pdf
細野環境相は「日本人の絆」を強調して広域処理を呼びかけているが、難航している。でも、気の遠くなるような膨大なガレキを遠くまで運ぶより、また心配される放射能の広域への拡散も閉じ込められるこの方法は、まさに素晴らしい提言だと思った。被災地の状況もいろいろだろうが、ガレキを貴重な資源として再利用し、可能なところで宮脇氏の防潮林案を採用すればよいと思っている。
そうでしたか。どうもコメントが多いと思ってました。
息子が30数年前鶴城小にしばらく通いました。
若松、何かと懐かしいでしょうね。
横浜に「やよい」という姪がいます。
若松の小さな自然を書いています。
ときどきご訪問ください。
「絵ろうそく」のページが、gooブログのトップに載ってから、懐かしくて拝見しております。
私も会津若松の出身です。
鶴城小学校に通っていました。
今は、神奈川県に住んでおります。
宮脇先生の、瓦礫処理の「防潮堤」作戦、とても良いアイディアだと感心いたしました。
政治家は、このような専門家の方々の意見をもっと謙虚に、積極的に耳を傾けて取り入れるべきと思っています。
自然を敵に回すのではなく、自然と共に生きるのが人間を含めた生き物たちの本来の姿と常々感じています。
まずは分別ですね。
環境省によると、3県の震災がれき量は2250万トンだ、このうち処理されたのはわずか5%だそうです。
マーヤンさんの行動力に,大切なことを気づかされました。おそらくは、知ってはいるでしょうが、一人でも多くの人に理解して欲しいです。いろいろな方策をこうじて早い復興を願わざるを得ません。
原発の高濃度汚染された地区の除線、処理も,避難している方には酷な言い方ですが、広域に拡散してはならないとも思います。
英知を結集して欲しい限りです。
の皆さまや、
放射能をいまだ野外に放出し続ける福島原発
のことを考えると出来るだけ速やかな対応が
必要なことは良く分かりますが、
このような地道な活動の積み重ねにより1日
でも早い復興を祈っています。