朝早く、庭の植え込みから黒いチョウ飛びだした。オッ!ジャコウアゲハと思いきや、アゲハモドキだった。
小さいしすぐ分かったが、地面に止まった間に、カメラを持ちに部屋に戻りながら、ひょっとしてと思い直した。
カメラを向けて近づくと、二枚だけ写してくれたが、なんと2階の高さまで勢いよく飛び上がり数軒先まで飛び去った。
なおも追ったが見失ってしまった。蛾とは思えない飛翔だった。間違いなくアゲハモドキとは思いつつも、PCで確認した。
ジャコウアゲハにそっくりさんだ。花の蜜も吸うし、腹部の赤い模様も、上翅の薄い色合いも♀にそっくりだ。
それほど似ている理由は何か。たまたま蛾に分類されるが、擬態の典型とされている。
ジャコウアゲハには毒があり鳥も食べないと聞いた。身を守るための擬態なのか。それにしても見事な飛翔を初めて見た。神は偉大だ。
ついこの前は、イカリモンガを見かけた。こちらも一見チョウのようで、はっと驚かされたことはときどきあった。
アゲハもどきと言うんですか。私の見た蛾は重そうに見えて飛べそうにもありませんでしたけど高くとぶんですね。
勉強になりました。
私の見た蛾です
http://kura1.photozou.jp/pub/545/2472545/photo/178509910_624.v1369623010.jpg
間違えることはありませんが、触覚を見ると、やはり蛾です。
ジャコウアゲハと同じ食草ウマノスズクサを食べるホソオチョウが問題になっています。それは、もともと日本にいない外来種でこのチョウを放した輩がいて、各地で殖えつつあるのです。卵塊を作るほどの卵を産みます。
在来のオドリコソウ、エゾやカントウタンポポが帰化植物に占領されるのと同じ危惧を持ちます。