昨日は友の会(町内の老人クラブ)で、初夏の一日を滝沢の白糸の滝までのウオ-キングを楽しんだ。
85歳を最年長に平均77歳12名の参加だった。
10時会館出発、妙国寺、滝沢本陣から不動川の上流にある白糸神社を目指した。約4キロの短い行程、和やかに話をしながら快適に歩いた。
山道に入ると、ウスバシロチョウやツマキチョウが舞い、道ばたにはオドリコソウやシャガ、ヤマツツジがきれいに咲いていた。
紫の花は、ラショウモンカズラだろうか。下唇の中央裂片に長い白い毛が目立つ。クルマバソウが清楚に咲いていた。
コミスジ、ダイミョウセセリ、ニホンカワトンボを初見した。
途中、子どものカモシカに遭遇い、一同静かに見守った。こんな街に近いところで会えるとは思わなかった。
赤い旗が並ぶ参道が不動川沿いの林の中を続いている。涼しい滝の境内で、心洗われるのんびりしたひとときを過ごした。
白糸の滝は滝沢不動滝と言われ、約25mの高さから白糸が垂れたように見え、心地よい涼しさだった。
白糸神社に並んで、川をはさんで北向稲荷神社、不動尊堂、観世音菩薩堂が建っている。
観世音菩薩堂は会津三十三観音の第十八番札所だ。
【ご詠歌】 ”滝沢(たき ざわ)の 落(お)ちて流(なが)るる滝(たき)の水(みず) かかる末々(すえずえ) 弥勒(みろく)なるらん”
来た道をのんびり下り、丁度お昼に町内会館へ到着。留守部隊の準備してくださったお昼は、おにぎりとお漬け物、味噌汁、おいしくいただいた。
帰宅後、小生、最年少、庶務として「ウオーキングの記念写真」をA4サイズ1枚に編集し、コピーして参加者宅へ配って歩いた。
先輩たちの後ろ姿を見ながら、街中を歩き、林道を歩き、神社にお参りした。
このようにして歳月は過ぎて行く。
いろんな花が咲いて、チョウやトンボもいて見事な滝ですね。遠い昔、誰かに案内されてこの滝を見、神社にお参りした記憶があります。道筋は忘れましたけど。
カモシカがこんな近くにいて人慣れしているんですね、驚きました。
お昼ご飯がおいしそうです。
お不動さんへの道、白糸の滝、その周辺もよい所ですね。
樹木の葉が発散するテルペンという物質が初夏の山々を青く霞むように包み、
この森の香りの正体が、人の心にも安心感や清爽感をもたらすのだと、
今ごろになって坪内稔典さんの著書で知りました。
逃げないでじっとこちらを見つめていました。
「ニホンカモシカに遭遇」2012-04-24 http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/314c5404a115cb50dc7bfb522f594e9d
クマでなくてよかったです。いつもクマだけが怖い里山巡りです。昨年は赤井谷地で糞を見ました。
「暦は秋」2012-08-08
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/0ef3905de3c03f4cd152505d53ff3c46
白糸の滝はその奥まで年1,2度は行っています。
不動滝は自転車で行ける近間ですが、テルペンが発生するかも・・・。
事実は信じがたいところですが、たぶん、こころのテルペンと言ったところと思っています。
坪内稔典さん、初めて聞きました。作品を鑑賞してみようと思います。