エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

いのち輝く虫たちに 畏敬の念

2009-05-16 | 昆虫
           【ウワミズザクラに吸蜜するサカハチチョウ】

毎日、庭や里山で小さな自然のいのちを見つめている。
今、羽化の最盛期にあるウスバシロチョウだが、今日はその羽化に失敗した姿を見た。しっかり足場を整えなかったのだろうか、翅が伸びきらまま固まっていた。自然の摂理であれば救うこともできず、短い生を切ない思いで見つめた。
 ときどき訪ねる里山に、今日はコミスジ、サカハチチョウを初見出来た。今年も元気に飛翔するチョウ達に接することが出来た喜びをかみしめている。トンボも次々に水の世界から初夏の青空に飛び立っている。水辺の石や水草にヤゴの抜け殻を見つけ、無事に巣立ったトンボの前途を祈ったりしている。 
それぞれに生を受けし植物や虫たち、その精一杯のいのちの輝きは尊く、それらの観察に無上の喜びを感じる。これからも、畏敬の念を抱きつつ、小さな虫たちを見つめていきたい。 (5/12)



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2 コメント

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Unknown (マーヤンです。)
2009-05-16 09:55:54
しばらくです。マッチャンの自然の動植物を愛でる姿に何時も羨望の思いでおります。すべての部門に秀でていることは本当に良いことだ思います。私も孫達に生きているものに関心と愛情を注がれるように育つことができたらな常々思って言います。
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Unknown (マッチャン)
2009-05-16 19:57:00
マーヤンさん、コメントどうも。
チョウは小学校時代から、生活の中心でしたが、トンボへの関心は最近のことです。
いろいろ求めず、身近な小さな自然と遊んでいることが幸せです。
 健康に気をつけ、出来るだけ沢山同じ時間を共有していきたいと思います。
 

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