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このところの暖かさで、また薔薇が咲き始めました。今年は頑張ってくれています。
ギリシャ神話ではヴィーナスが生まれた時に、白い泡からバラが誕生した話は前に書きました。
白い泡から生まれた薔薇は、当然白いバラです。薔薇は白しかなかったのです。
没薬の樹(ミルラの木)から生まれた美少年アドニスを冥界の女王ベルセフォーネとヴィーナスは争ったそうです、
これをゼウスが仲介し、四ヶ月をベルセフォーネ、違う四ヶ月をヴィーナス、残りの四ヶ月を好きに過ごして良いとしました。
ヴィーナスはアドニスを愛していました。しかし、それの嫉妬した軍神マルスがヴィーナスを我が物にしようとアドニスに決闘を挑みます。そして、アドニスは軍神マルスに敗れ倒されてしまいます。
アドニスのもとへと駈けよったヴィーナスは足をとられて白いばらの茂みに倒れてしまいます。
薔薇のトゲが刺さったヴィーナスの体から血が流れて、白い花が赤く染まりました。
こうして、赤いバラが誕生して、アドニスの血液から赤いケシが誕生したそうです。
だから紅いバラは恋の花であり、悲嘆と呪いの花でもあるのです。
薔薇にはヴィーナスが似あうようです。もし、タイムマシーンが発明されたら、真先にヴィーナスに会いに行きたいと思います。
したっけ。