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「蔓梅擬」 MY GARDEN 2013.10.30

2013-10-30 08:01:22 | 写真

和名:蔓梅擬(ツルウメモドキ)

分布:北海道から沖縄

育成地:山野の林の縁など

樹高:数m:他の木に寄りかかり、その木の高さを越えるほどにも伸びる

開花期:5月から6

花色:黄緑色

ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉低木

雌雄異株で、雄花をつける株と雌花をつける株があります。葉の脇に小さな花を10個くらい集散花序につけます。

集散花序というのは、初めに主軸の先端に花がつき、その下から枝分かれをして出る側枝の先端に次の花をつけ、この枝分かれを繰り返す花のつき方です。

花びらは5枚、萼も5枚、雄蕊は5本である。雄花の雄蕊は長いが、雌花の雄蕊は短く退化しています。

このニシキギ科の花は、どれも小さくて黄緑色なのでまったく目立ちません。花を掲載するのを忘れました。

葉は長さ510㎝くらいの楕円形で、互い違いに生えます。(互生)

葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)があり、先は急に尖っています。

花の後に球形の実がつき、秋には黄色に熟します。果皮が3つに裂けると赤い仮種皮が現れ、そのコントラストが美しい

地中からまっすぐ勢いよく茎を伸ばし、伸び上がった茎が他の木の枝などに達すると茎は細く柔軟になって、枝に巻きつき始めるそうです。

葉の形が梅に似ていることと蔓になることに由来します。日本各地に自生しているので地方によってそれぞれの呼び名があり、多彩です。「ツルモドキ(蔓擬)」「山柿(やまがき)」、「ツルマユミ」、「アカミ」、「アキサンゴ」など。

もともと「ウメモドキ」という樹木が存在します。「ウメモドキ」は「実」が梅に似ているという訳ではありません。枝や葉が「梅」に似ているというのです。「擬き(モドキ)」は「偽物」のことです。「梅擬(ウメモドキ)」は「梅」の偽物で、その偽物に似ていて蔓性だから「蔓性でウメモドキに似ている木」ということで、「蔓梅擬(ツルウメモドキ)」になったのです。

つまり、「梅」に似ているから「梅擬」で、「梅擬」に似ていて蔓性だから「蔓梅擬」なのです。「擬」が二つ重なっているのです。ややこしいですね。

Photo_2  梅擬き(ウメモドキ)

モチノキ科モチノキ属の落葉低木です。

日本固有種で、本州から九州にかけて分布し、山地の湿地に生えます。

十勝地方のアイヌ語で「蔓梅擬」のことを「フレハップンカ」というそうです。

アイヌの人々は皮をそいで、内皮から繊維をとったそうです。この繊維は真っ白で重宝され、「タカ(弓弦)」、「オッタカイタ(男の背負い縄)」、「ラウンクッ(女の下紐)」に使われ、シナノキの皮(クッペ)より強いと喜ばれたそうです。

アイヌ語でも、地方により呼び方が違うようです。「ハイプンカラ(道央)」、「レイェプンカラ(道東)」、「オッソマニ(樺太)」など・・・。

昔は野生の木が沢山あったそうですが、今はほとんどありません。

野鳥が好んで食べますから、何処かに種を運んで増えてくれると嬉しいのですが。

花言葉:大器晩成

秋が深まって周りの花が途絶えた頃にひときわ鮮やかな実をつけるのでこの花言葉(実言葉?)になったようです。

観賞時期:1012月(これは、花ではなく実を観賞するということです。)

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したっけ。

コメント (6)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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