年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

谷中七福神めぐり

2007年01月03日 | 福神漬
福神漬に入っているナタ豆(刀豆)が毘沙門天の持っている宝剣の形に似ているとの説をきいて、念のため谷中七福神めぐりを正月早々行ないました。ただし残念ながら遠くて宝剣がナタ豆の形かどうか解りませんでした。とにかく、上野は七福神めぐりの最古でいまでもかなりの人が正月早々。地図を持ち田端の東覚寺か上野の弁天堂にて和紙で出来た色紙を買い(1220円)朱印押すごとに200円払い回ります。田端から回って約1時間半の行程でした。
上野の弁天堂と広小路の酒悦とはごく近く、漬物としてご当地ブランドとしては最適の名前だったでしょう。なお、福神漬を命名した梅亭金鵞はかなり面白そうな人で調べる余地がありそうです。明治という時代に東京市民がどの様に薩長政府を見ていたか皮肉っています。
大黒天はインドから来た神のガネイシャ神でその象徴として折れた牙、日本では二股大根を意味します。つまり福神漬の大根は大黒天の象徴です。詳しくは浅草待乳山聖天を見てください。
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