年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治の福神漬の宣伝文

2007年07月07日 | 福神漬
漬物のおけいこ
井上秋江著より 国会図書館デジタルライブラリーより
明治38年2月

本に載っている福神漬の宣伝文
陸海軍御用
登録商標 マークがある
福神漬
弊店製品の福神漬は当神田市場に各地の特産を材料として製法を改良を加えたれば在来の旧製品とは違い風味滋養に富むのみならず四季の変動に逢うも決して変質腐敗のなきにより日常の御食料には勿論御旅行の副食にまたは御進物等に適し、至極軽便なればなにとぞ御使用の上ご愛用あらんことを希望する。
葡萄酒缶詰製造
西村小市商店
東京市神田須田町

陸海軍御用となっているのは信用があるということ。
登録商標としてマークがある。しかし福神漬は普通名詞となっていたのだろうか。福神漬は缶詰で販売していた。
コメント
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