年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治39年10月20日東京朝日新聞

2007年07月22日 | べったら市
明治39年10月20日東京朝日新聞
昨夜のベッタラ市
日本橋区大伝馬町のベッタラ市は昨夜をもって開市した。例の浅漬大根は売れ行き頗る活発、一本7~8銭より3本組み合わせ20銭内外にて夜の十時頃には七八分を売り尽くしたり。
恵比寿講と魚河岸
今夜の恵比寿講に用うべき魚類は昨日入荷少なきため価格が高く、掛鯛のごとき一貫目2円40~50銭、刺身物カジキ十貫目16~17銭、キワダ14~15円、カツオ同10円位の相場にて景気は頗る良いという。

日露戦争の後少し落ち着いたのだろうか?ベッタラ市の最盛期となる。
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