goo blog サービス終了のお知らせ 

 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

内田魯庵から

2008年12月17日 | 福神漬
内田魯庵から
福神漬の歴史をたどっているうちに今上野池之端周辺で起こった歴史の中に入ってしまった。『敗者』ともいえる彰義隊とその動きを見ていた江戸市民の想いが福神漬の中に密かに加わっている気がする。
 いま『内田魯庵山脈』山口昌男著から『敗者』の本を読み始めている。福神漬創製者『酒悦』主人が山岡鉄舟や五代目菊五郎と交流があったという言い伝えの必要性がここに出てくる。
 福神漬の中身に御一新の時期の敗者の痕跡が入って来るような気がする。例えば初期の福神漬には徳川のご紋と似ている( きゅうり)が原材料として入っていなく(瓜)が入っていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする