年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

円通寺と一葉記念館

2008年12月07日 | 福神漬
円通寺と一葉記念館
日比谷線三ノ輪駅で降りて円通寺に向かう。晩秋の境内はイチョウの落ち葉が敷き詰められていて黄色くなっていた。中に入ると寛永寺にあった黒門がいやでも目に付く。金網で囲まれた墓地に上野戦争の死者が埋葬されている。
 天野八郎と三河屋幸三郎の碑がほぼ同じ大きさであった。荒川区の文化財の文には寛永寺の御用商人三河屋幸三郎のことは書いてあった。何の御用をしていたのだろうか。
 帰りに台東区中央図書館まで歩く。途中一葉記念館による。福神漬の歴史には樋口一葉はまるで関係はない。池之端と浅草は近所で時代も重なるのだがかすりもしない。しかし彼女の人生をたどるとこの明治中頃に女性が自立すると言うことが如何に難しいことがわかる。まともな生き方では髪結いしかなかった時代なのだから。
コメント
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