年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

一年前との差

2009年09月28日 | 築地市場にて
一年前との差
リーマンショック以前、築地市場の配送の運転手がしばしば変わっていて誤配送も多く後始末に難儀していた。しかし運転手の人で不足が解消した現在配送も順調で間違いも少ない。このことを運転手に話すと大笑いしていた。築地市場の配送は大変で住所は全部築地5の2の1なのである。従って工事現場等の配送は携帯電話が記入されていなければ返送されるだけである。住所の脇に担当者名が書いてあって、その人の置き場所がある。このことを知っていて、なお子車等を顔の力で借りるまで少し時間がかかる。丁寧に配送していたら昼過ぎには帰ってしまうので急がねばならない。
日曜日の築地市場近辺の求人広告も少ない。このことを事情通に話すと結構いい人材が採れているという。魚の単価が下がっている原因は外部から来た新人のせいかもしれない。品を見極める力がないのでどうしても単価勝負となる。景気の良い時は人材流失で無理に販売しても処理しきれないので安値受注が減る。従ってまだ不況が続くということになる。
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