年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

パリの中央市場の残骸

2009年09月04日 | 築地市場にて
パリの中央市場の残骸
9月3日の日本経済新聞夕刊を読んでいたら、横浜港の見える公園のフランス山にパリ市内にあった旧中央市場の鉄骨があるそうです。パリの今の市場に移転するにも計画が出てから移転するまで50年以上の年月がかかりました。日本橋にあった魚河岸が移転の話が出たころ(鹿鳴館ができたころ)から実際に築地に移転するまで50年以上の歳月がかかりました。先日石原都知事が「私が築地の移転の話を出したのではなくもう40年も前から話があった」と言っていました。知っている限り今の築地の移転候補地は大田市場とか汐留仮市場とか青島知事の時の現市場再建案(都の税収不足で中止)とかあった。すでに築地移転案が発案から40年たっているとすれば民主義国家で近代都市の中央にある市場はその国の食文化の象徴で移転するのは50年の年月がいるという法則が成り立つ。
 中央市場はその国の食の物流・価格形成の中心となるので利害の調節には時間がかかる。
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