年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

辛口

2011年12月02日 | 築地市場にて
浅漬屋が11月末で廃業
食品流通が集約化され、広域流通に対応する製造者が限られてきた。従って食事故が起きると、被害者の数が以前より多く、広域化してきたような気がする。既に関東地方で大手量販店に対応できる浅漬け業者は10社より少なくなった。以前のような丁寧な作り方より、機械化によって安定した品質の漬物を作るようになった。そこで発酵などの不安定な事は省き、調味料の味の漬物が主流となった。今の消費者は昔の味を知っている人は少なくなった。素人の造ったエバラの浅漬けの素使用の漬物と食べ比べても業者の味が良いとは限らない。
コメント
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