年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

12月になっても盛り上がらず

2011年12月03日 | 築地市場にて
築地はどんな不景気な年であっても12月だけは混雑していた。しかし今年は何か雰囲気が違っていて、本来なら忘年会需要が増えるのだが、魚は放射能、肉は生が消え盛り上がりがない。10%の節電とかでイルミネーションを見にゆくことは節電に反する行為となりそうで自宅で豪華にというのがトレンドらしい。
 震災復興税で来年から増税になりそうで、それでなくともデフレで現金のチカラが強い。インフレにならなければ消費者がお金を使いそうにもない。得意先の漬物業者には財産を減らしてまで商売を続けることはないと指導している。廃業のペースは加速していて、その内どこのスーパーに行っても同じメーカーの商品が並んでいる事になりそうである。
築地市場内の環状2号線の工事が始まっても仕事が差し支えないほど暇になるのだろうか。来年になれば中国人需要の行く末がはっきりして決断する業者も増えるだろう。
コメント
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