年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

お盆の話なら河村瑞賢

2012年07月15日 | 築地市場にて

お盆の精霊流しの牛馬を集め、漬物にして建築現場で販売し、金を稼いだのだろうか。販売促進のために行事がある時代となってしまった。その飾りも価格から中国製だろう。東京で売れ残ったのが地方に回るだろう。このような行事も定点観測してゆけば少しずつ変化しているのだろうか。
河村瑞賢の逸話も話の出所は高橋太華が少年向けに書いた伝記から始まる。明治20年代の話である。この手の話は伝承を適当に集めてまとめたような気がする。歴史家が書いた瑞賢の伝記本には殆ど漬物で財を成したという話は出てこない。そうは言っても誤伝説とも書いてはいない。民間伝承など最初の頃は記録がない。
コメント
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