今,香山栄左衛門の上申書を読んでいるが、一寸前より便利になった気がする。検索という機能を使ってどこの図書館に所蔵されているかわかるし、文献によってはパソコン上で読むこともできる。まだ国会図書館の本は自宅で読むことのできる本は少ないが大正100年の今年から明治以前の本が全国どこでもネット環境があれば読むことのできる時代にしてほしい。
さて品川区大崎図書館で読んだ『大日本古文書 幕末外国関係文書之1』はネットで読むことが出来た。しかし目次の部分がないので実際の本を読んでからでないと目的のページいたるまで時間がかかるだろう。ついでに古書のサイトで上記の本を検索すると70万円ほどとなっている。
500円以下のダウンロード代なら電車賃を計算に入れれば決して高くない気がする。この代金で維持管理費をまかなえば出版文化が急速衰退することはないだろう。